トントンの道具 3

(前回の続き)

カーペットタイル総務部長、施術用ベッド接客部長、
着任早々大儀である。

すぐダンボールをはがさなくて良かった。

ちなみに、あのカーペットタイル、1包みに20枚入っているのですが、
1包みで20kgあります。1枚1kg。で100枚。全部で100kgです。

インターネットで注文したのですが、
「空中階には荷揚げをいたしません」とのことでした。
玄関から2階の部屋まで、運ぶだけでも一苦労。

それで1面ずつ順番に、2日ずつかけて貼って行きました。
仕掛けた次の次の日に部屋に出向いて、10枚に接着剤を塗って
重石をかける。その繰り返しです。

4面目までは順調に行ったのですが、
最後の1面。これが曲者でした。

ぐるっと回して貼りつけようとするのですが、
はみ出した接着剤がそのまま固まっていて、
このまま貼るとRの部分がモコモコします。
接着剤がはみ出している写真

う~ん困った。これ全部そうです。
最後の1面の写真

指で引っ張っても取れるようなものではないですし、
スクレイパー(お好み焼きのヘラのようなもの)でこすっても
なかなか取れません。

最初の木の土台にRをつけるために使った、
サンダーで削りとりました。

そうして完成したのがこちらです。
完成図

手が2つしかないのに、道具は12個あります。
弟子入り志望の方がいらっしゃいましたら、
1個1,000円にてお譲りいたします。

トントンの道具 2

六。

(前回の続き)
木の土台に、厚さ3mmのゴムが貼ってあります。
これがなかなか曲者。1面ずつ、順番に丁寧に貼っていかないと
うまくくっつきません。

結構時間がかかります。
これが「面倒くさい」所以です。
できれば1回で済ませてしまいたいところ。

とりあえず、10個分、ゴムを切ってみました。
ゴムを切ったところの写真

ゴムを切ったら、裏に当たる面(木と接着される面)にサンドペーパーで
引っかき傷をつけておきます。

で、何か適当な重石が欲しいのですが、

あっ、お前、いま目が合うたろ。
カーペットタイルの写真

これの上に乗っとけ。
カーペットタイルが木の上に乗っている写真

カーペットタイル総務部長:せんぱ~い。10個は作りすぎですよーう。
カーペットタイルが木の上に2つ乗っている写真

カーペットタイル総務部長:勘弁してくださいよーう。
重石がたくさん

施術用ベッド接客部長:おもっ。
台

「こんなのかるいっすよ」だろうが。
「10人乗っても大丈夫」だろうが。

黙って働け。
全部

(つづく)

トントンの道具

島本整体にお越しくださった方なら
必ずご覧になっていると思いますが、

あの黒い四角い物体。

わたくしどもが、毎日8~10時間、
施術中はほとんどぶっ通しで叩いているあれの事です。

中には、木が入っています。

トントンの道具の写真

あの道具、自分の道具は自分で作るのが掟です。

手の小さい治療師などは、自分の手に合ったサイズで
小さめに作ったりもするようですが、私は全く同じサイズで
作ってみることにしました。

というか、この道具、大きさや重さが変わると勘が狂いそうだったので。

ホームセンターで売っている、厚さ3cmのパイン材。
一番小さい板でも、切ってもらうと大量に出来上がります。

10個ほど作ってみることにします。
3個でも、10個でも、手間はそんなに変わらないはず。

というか、何度も作るのが面倒くさい。

と言うことで、ホームセンターで切ってもらったブロックに
Rをつけたところまでです。

(つづく)

部屋

ブログの記事が3の倍数のときは、アホになります。
いえいえ。

ということで、4件目。部屋です。
店舗用の物件を探して回ります。

条件としては、
・1人で施術しますので、そんなに広い必要はありません。完全手技で、
機械は使いません(というか使い方がわかりません)ので、ベッドは1台です。
それ以上置いても手が回りません。

・同じ理由で、自分が手を動かした分しか売り上げになりませんので、
1日の売り上げには上限があります。労働時間を延ばせば良いのかも知れませんが、
前職を過労で退職していますのでそれは避けたいところ。

・看板を見て来店される方は、ほとんどいらっしゃらないようです。
そんなに都会の、人通りの多いところである必要はありません。
整体に関していえば、ちょっと近所にできたから行ってみよう!という
性質のものではないようです。

お一人様大体2時間程度の施術です。
1日に頑張っても、4~5人ぐらいまでしかこなせません。

八丁堀や紙屋町に店を出たとしても上限は同じです。
物理的に対応できないのです。

というわけで、やっぱり地元に店を出します。
遠からず、近からず。広からず、狭からず。

物件を見て回って、脳内でベッドやレジを置いてみます。

・候補その1 廿日市市地御前。
牡蠣屋さんの集まっているあたり。ちょっと駅から遠いんです。
海に近く、夜は人通りがなさそうです。そしてこれは…場所がわかりにくい。

・候補その2 廿日市市平良
う~ん。1人でやるには広すぎます。
ベッドが3台置けますよ。
もし人を増やすのであれば、そのときまた考えればよいこと。

・候補その3 廿日市市天神
元々事務所用の部屋だったようです。真ん中に仕切りを作って、
半分をフローリングにしてあります。

じゃあ左のPタイルの部屋を待合室にして、フローリングが施術室だ。
OK。それで行きましょう。

みたいな感じで決めちゃいました。
改装費が要らない。これは駆け出しの私にとっては大きなアドバンテージです。

この物件は、元々事務所だったところを、借り手がいないので
住居に改装したようです。というわけで、どっちにしても中途半端。
風呂とキッチンがついています。

ということは、これにベッドが入りますのでね。
朝起きたら、顔を洗って、ひげを剃って、自分が寝ていたベッドを整えて
仕事開始。

仕事が終わったら、風呂に入って、施術用のベッドで寝る。

…なんてことはやってはいけないんだろうと思ます。
この部屋、整体治療院以外に用途がないでしょう。

家賃で言えば、広島市内のワンルームぐらいの家賃です。
部屋の写真

写真は、Pタイルの部屋です。

背徳の遊び

アチャピ君。
職場の1歳半の男の子。

今日も何やら、おもろい遊びを見つけたようです。
パソコンデスクの隣に、いとこのお姉ちゃんのランドセルが置いてあります。

デスク側面のスチール板と、このランドセル。
交互に2回ずつ叩くと、おもろい音がするのです。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。

私もやってみました。

ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。

アチャピ君、満面の笑み。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。
ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。
ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。
ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。
ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

2人して、お姉ちゃんのランドセルをバコバコ叩きよったら、
見つかったら2人ともお姉ちゃんに怒られるんじゃけえ。

でもやめられません。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。
ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。
ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

ばーん、ばーん。ぱふっ、ばふっ。
ぼこっ、ぼこっ。ばこっ、ばこっ。
ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

アチャピ君、知っててやってるんだったら、

わるいこ。