娘が6歳の誕生日を迎えた途端に文章を書くようになりまして、
7月の頃の話なのですが、本当に、誕生日を迎えたらその翌日ぐらいから急に書き始めました。「学齢」って厳密に考えて決められているのだと思いました。
小学校への入学が5歳でも7歳でもいけない。6歳で入学するのがちょうどよいのだと思います。
むかしこの「へすぱえんらすとゆら」というものがあり、それはそれはうつくしいもの…裏面に続く。
へのへのもへじとかを教えたらそればっかり書きます。写真は「へめへめもへじ」です。
冷蔵庫に油性ペンで直接書くとかなかなかチャレンジャーだと思います。
その上の冷蔵庫に開けた窓からこちらを覗いているのは1歳の頃の娘です。
最近はタブレットでひらがなを練習出来るようになっているようです。
うまく書けるとタブレットが「うまく書けたね」とか「頑張ったね」とか褒めてくれます。
うまく書けなかったら、どこがうまく書けていないのかタブレットが丁寧に教えてくれます。
なかなか凄いです。ただ、指でも操作出来る普通のタブレットですから手が画面上の変なところに当たるとうまく書けないようです。小指を下に着けずに、筆で書くような感じで練習する必要があります。
昔はみんな筆で文字を書いていて、筆で練習してそれで読み書きしていた訳ですから、それはそれで良いのかも知れませんが。
まあ「お父さん」もアプリでモールスの練習をしていますので、似たようなものです。
流石に「うまく出来たね」とか「頑張ったね」とか褒めてくれる機能は有りませんが。
あってもおそらく鬱陶しいと思うだけだと思います。
符号と符号の間隔を2文字分に減らしたところ、カタカナを縦書きで書かないと符号の早さに追いつかなくなってきました。最終的には符号の間隔をゼロにする必要があります。
日本語の文字は縦書きするように作られているのだと思います。実際の試験では縦書きで書くことになりますので、早めに慣れておこうと思います。(ただ、どうやって書くのか知りませんが横書きで書いてもひらがなで書いても減点にはならないようです。水泳の「自由形」みたいな感じか、早さを追求したら自然に「クロール」ばっかりになる、みたいな。試験では一般的に、電報形式でマス目にカタカナを縦書きで書きます。あと、「品位」って項目があって、あまりにミミズの這ったような読めない字を書いていると15点以内で減点されます)
このところ、娘は気分が乗ったら自発的にピアノの練習をしたり文字の練習をしたりするようになってきたのですが、
うまく出来ないとピアノの前で泣くようになりました。
それは本気で取り組んでいる証拠なのでそれで良いのかも知れませんが、
オトナが日常生活で普通にやってることの「全て」は後天的に練習して身につけたものですので、生まれたときから何でも出来る人は居ないわけです。
例外なく「全て」です。
娘には「生まれたときから何でも出来る人は居ないので頑張れ」と伝えていて、何でも「出来ないから練習する」わけですが、
「歳を食ったら自然に出来るようになる」と思われると少し困る。
そんなわけで同じ机に座って「娘はひらがなの練習」で「お父さんはカタカナの練習」をしています。
流石にピーピーうるさいのでスマホにイヤホンを付けてそれを聴きながら練習していますが、
娘がピアノを弾きながらうまく弾けないと泣いていましたので。
オトナになったら自動的に何でも出来るわけでは無く、寧ろ出来ないことのほうが多い訳で、
何かを七転八倒しながら練習している様子を見せられるのは親だけかなと思います。
家でモールスの練習(カタカナを高速で書く練習)をしていると娘が隣に座ってひらがなの練習を始めました。