先日、家に帰ったらこれが置いてありまして、
例の大正時代が舞台のあのアニメのあのキャラですが、娘が粘土で作ったようです。
絵も置いてありまして、
これだけでなんのキャラか解るので大したもんです。そんなわけで春休みが終わって2年生が始まりました。
で、前回の続きで、受かる気がしなかったモールスの試験に行ってきまして、
「法規」の試験だけ受かっていました。
この資格の試験はやっぱりそうなるのですが、モールスの練習に時間をたっぷりつぎ込みつつ、他の学科の勉強も少しして、少しずつ取っていく感じになります。
学科の勉強を頑張っても勿論良いのですが、モールスの実技試験に通らなかったらどのみち合格にはなりませんので、モールスをしっかり練習しながら学科は1科目ずつ取っていく感じに私はしています。
今回受けたのは法規の学科試験とモールスの実技試験だけなのですが、
学科試験は4択なので、問題用紙に自分が選んだ選択肢に丸をつけて持ち帰れば自分が何点取っているかはすぐ分かりますので、法規はまあ通っているだろうと、予測は着いたのですが、
モールスの実技試験に付いては符号の送信と聴いた符号の文字起こしですから、自分が何点取ったか全くわかりませんので、何点ぐらい取れていたのか、開示請求してみました。
その結果がこちらです。
送信はこれです。
ここまで速くは打てませんが、割と力いっぱい「ブチ叩く」感じです。強めにブチ叩かないとキレが悪い訛った符号になりやすい。訛った符号を打つと向かい合ってヘッドフォンで私の符号を聴いている試験官のペンが紙の上をシャシャッと走ると。
そういう仕組みになっていて、
送信の試験は受験者が1人ずつ試験室に呼ばれて、問題用紙を3科目分渡されて、試験官と1対1になって目の前で「打ってみせる」訳ですが、
ガッチガチに緊張していますので、ブチ叩くとこの電鍵の机の奥側がテコの原理で浮きそうになって、重さが1キロある持参した電鍵が何回かは手首の力だけで浮いたと思います。
この動画の電鍵は机にクランプで固定されているのが分かると思います。どうやら本来はそうやって使うもののようですが、
送信は今回と同じ感じで問題無いようなので良かったです。
で、受かる気がしなかった受信の方ですが、
少し言い訳なのですが、
受信の科目が3つあって、それぞれ100点満点に見えるのですが、
1文字1点で計算しますが、1文字取ってそれを書いたら1点、ではなくて、
「1文字落としたら1点減点」なのです。
1番下の「欧文(普通語)」は1分間100文字の速さで3分間受信して、それを聴き取って紙に書くのですが、1分間100文字の速さで3分間なので、全部でざっくり300文字あります。
1文字落としたら1点減点ですので、白紙で出したら持ち点の100点から300点減点されて
「マイナス200点」
になります(まあ0点以下にはならないのですが)。
嘘を書いたら3点減点ですので、全部デタラメを書いたら900点減点されてマイナス800点。
割と本当に、点数がついているだけマシなのです。
思ったより点が取れているなと。採点者の方にメチャクチャなミミズが這った文字を1文字ずつ性善説で拾っていただいた結果だと思いますが、0点があるかも知れないと思っていましたので。
日常的に自動車に乗られている方は、これから急に実技試験をさせられても落ちる気はしないと思いますが、モールスの試験も同様と思います。受かる人は余裕で受かるし、受からない人はどうやっても受からない。
それが実技試験だと思います。
ただ、これが、「ここで落としたらまた半年後」みたいなプレッシャーと戦うことになります(自動車の実技試験は試験場で毎日やってます)。そのようなプレッシャーがかかっていてもハナクソほじりながら余裕で取れるレベルにならなければ受かりそうに無い感じではあります。
まあプロ通信士の資格ですので、そのくらいのプレッシャーは常に当たり前なのかも知れませんが、
半年だから良いか。多くの国家試験は年1回の開催だと思います。
実技試験は試験官も受ける方もバリバリの体育会系みたいな乗りになるので面白いです。