肩の真ん中は押さないでください。

 

肩の真ん中は押さないでください。
それ「骨」です。

引用:Andrew Biel 阪本桂造訳「ボディー・ナビゲーション」医道の日本社(2012) p.33
(赤丸は筆者)

赤い丸を付けたところですが、肋骨より上に来ていることが
確認できると思います。

ここの硬いのが取れない、と来院される方が居られるのですが、

それ「骨」です。

とお伝えすると驚かれることがあるのですが、
図よりかなり上の方まで上がっている方も多いです。
特に小柄な女性。

最近解ったのですが、肩をギューギュー押したり揉んだりしているうちに
ここを奥の方に押し込んでいる方が結構居られるようです。

そうすると肋骨と肩甲骨のカーブが合わなくなって、
もっと凝る肩になります。

凝るのでまた押す、もっと凝る、

その繰り返しになっています。
むしろこの裏に指を当てて引っ張り出したほうが肩は楽になります。
 

 

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医者が教える食事術 最強の教科書

本屋さんの入り口に山積みになっていたので買ってきたのですが、

38年間、20万人以上の患者さんを診て来られた糖尿病専門医の先生が、

忙しいビジネスパーソンの皆様に向けて書かれた本です。

肥えるのはパンにバターを付け過ぎているからではなくて、

パンを食べ過ぎているからです。

もしあなたが肥えているとすれば、その量のパンで「多すぎる」んです。

孫引きしますが、

引用:牧田善二「医者が教える食事術最強の教科書」ダイヤモンド社(2017)p.135

(赤い丸は筆者)

肥えないためには、この赤い丸のところを如何に抑えるかが大切なのだそうです。

パンだけ食べた時より、パンとバターを一緒に食べたほうが血糖値の上がり方が

マイルドになります。

脂肪を食べたから身体に脂肪が着く訳では無く、

中性脂肪が身体に着くのは過剰な糖質を口から入れたからなんです。

脂肪はやってみると解るのですが、過剰に取るとそのまま出ます。

暴食した次の日にトイレで驚くことがあります。

三大栄養素、タンパク質・炭水化物(糖質)・脂質ですが、

タンパク質は酵素やホルモンにもなりますが主には筋肉の原料になります。

脂質は細胞膜の原料です。

炭水化物(糖質)は、簡単に言えば「燃料」です。

脂質は過剰に取るとそのまま出る仕掛けになっていますが、

燃料である炭水化物だけは絶対漏らさないようになっています。

我々が普段の食事でやっていることは、車で言えばガソリンと、

鉄やガラスやゴムのような身体を作る材料もオイルや水抜き剤のような添加剤も

一緒にして給油口からぶち込んでいるのと同じことなのですが、

燃料が無くなると車のエンジンが止まるのと同じで、

炭水化物(糖質)が無くなると心臓が止まります。

炭水化物は主に米・麦・トウモロコシ・ジャガイモなどの穀物に含まれていますが、

我々人類がこれらの農作物を作るようになって定住し始めたのは意外と最近のことで、

縄文時代の人骨を調べると、成長期に栄養不足で何度も成長が止まった痕が

残っているそうです。

人類の歴史から言えば「つい先日」に当たると思いますが、

江戸時代でも飢饉が何度も起きて、暴動が何回も起きています。

米がおカネで、ひたすら米ばかり作っていた江戸時代でも何度も飢饉が起きているのです。

それぐらい炭水化物は貴重なもので、完全に切らせると心臓が止まるような

重要な栄養素なのですが、

だからこそなのでしょうが、現代人である我々の周りには豊富にあります。

むしろ肉や野菜を食べるより安くて手軽なのです。

私が昔書いたとおり、忙しいときほど炭水化物ばっかり食べることになります。

で、過剰に取りすぎる訳です。

取り込んだ炭水化物は脂肪に変換されて、身体に「貯まる」のです。

腸から吸収された糖質は全て肝臓に送られて、

肝臓は何をしているのかと言えば、血糖値をみて下がっているようであれば、

オン・デマンド式にそのまま糖質を血中に流します。

下がっていなければ、グリコーゲンとして肝臓に一時保管します。

それで、食事の間隔が空くなどして血糖値が下がってくると

少しずつグリコーゲンを分解して血中に流して行きます。

どうにもグリコーゲンが溜まってくると脂肪に変換して腹とか二の腕とか色んな所に

貯めていきます。

上のグラフの赤い丸のところでグリコーゲンが作られていきますので、

アスリートでもなければ血糖値を急激に上げない工夫が必要なのです。

高校生の頃、試合前に肝臓にグリコーゲンを貯める方法、とかを見つけて、

試してみたらすごい効果があって驚いたのですが、

あれから30年、

このところ、昼にラーメンやパスタや丼を食べるのを止めて、

ペットボトル飲料も止めてビールも止めて

焼酎やウイスキーのような蒸留酒を飲むようにしているのですが、

腹が少しずつ軽くなってきている気がします。

忙しいビジネスパーソンの方に向けて書かれた本なので、

最初の紙が赤い9ページだけでも良いので読んでみて下さいませ。

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光の早さについて

 

「光」より速いものは無いわけですが、

こうやって見ると意外と遅いんですね。

 

光の早さで進むロケットがあったとしても、何か新幹線に乗ってるような

そんな感覚です。

 

と言うか、宇宙が大きすぎるのか。

 

それより、月と地球の位置関係に驚きました。

月ってもっと地球の近くを回ってるのかと思ってました。

 

 

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子供の頃の「手首のシワ」と肘肩頚の痛みについて

 

娘が1歳2ヶ月頃の写真で、生まれて初めて靴を履いて
喜んでいる写真ですが、

 


手首の少し上に深いシワがあります。

手前味噌ではありますがこのシワがあるために小さい子はプニプニしていて可愛いです。

このシワは普通は成長するに従って消えて行き、大人になっても目で見て解るぐらい
残っている人は殆ど居られませんが、

もしかして、と思ったので肘・肩・頚が悪い方5人ぐらいに試してみたのですが、

ここにあるはず、と思ってこの見えないシワが取れるように調整すると
皆様肘がまっすぐになってきた。
大人になってもこの場所には見た目では解らない変形が残っているようです。

そしてそれが肘を歪めている。


肘の上の骨と下の骨の間の角度を「運搬角」と言うそうで、
本にも依りますが男性で8.5度、女性で12.5度が平均だそうです。真っ直ぐ立って、手のひらを正面に向けた時に女性のほうが少し手が外に出る。

女性のほうが角度が大きい理由は、
肘がウエストに沿うようになっている、とか、子供を抱っこしやすいようになっている、とか
言われていますが、

この角度が大きいと、バレーボールでアンダーハンドパスはやりやすいかも知れませんが、
どちらかと言うと肘は痛めやすいです。

肩や頚の痛みの原因となりやすいので、肘の調整は必ず行うのですが、
今までの苦労が何だったのだろう、と言う勢いで肘の調整が進みます。

もしかして脚もそうなのかも知れない。
赤ちゃんの足首の少し上にはシワがあります。


ちょうどこのシワの辺りに成長点(骨端線)があって、
脛の骨はここから伸びていくのですが、

赤ちゃんの足首は意外とくちゃくちゃに潰れてます。

その潰れている場所から伸びて行くので大体は問題無くなるのですが、
ここにも見えないシワが残っているのかも知れない。

 

 

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