前回の記事の「にんぎょひめ」のことで、
夜、寝る前には絵本を読むのが4歳の娘の習慣になっていて、
ひらがなが読めないので嫁か私が読み上げて、
毎回分からないことは解説して行きながら読んでいくのですが、
・人魚姫をクラスメイトの女性の名前で
・王子様を3歳の私の甥(娘の従兄弟)の名前で
・この赤い矢印の人物を娘の名前で
引用:中脇初枝ほか「はじめての世界名作えほん3にんぎょひめ」ポプラ社(2018)
(赤い矢印は筆者)
それぞれ置き換えて読んでくれと。
こう言うのです。
仕事を終わって帰宅した頭で3人の名前を置き換えながら
読み上げていくと結構こんがらがって往生しますがなんとか読み進めて行ったのですが、
人魚姫の物語をこの人物の目線で再構成すると結構斬新でした。
嵐で難破した船から人魚姫が救出して陸まで担いで連れて行き、
陸に打ち上がっていた王子様をこの人物が助けて、
王子様と自分が王子様を助けたと思っているこの人物は結婚するわけですが、
人魚姫に刺されそうになっていても2人とも気づかずに寝ています。
それで、この次のページには人魚姫が海に沈みながら泡になっていくシーンが
出てくるのですが、
そのページを娘のクラスメイトの名前で置き換えながら読み上げていくと
泡になりながら海に沈んでいくクラスメイトの挿絵を見ながら娘が
ふへへへ…
と笑うのです。
ここで一旦CMです。
そのクラスメイトの人、多分こういう場面に出くわしたら
泡になる前に女を刺してから行くと思うよ?
あなた刺されるわよ多分?
そういう生き方はあまりお奨めしませんけれども。
何があっても自分で対処して生きていけるように育てるのが親の責務ではあります。
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