さて宮島。
第一回 安芸の宮島&ひろしまツーデーウオークに行ってきました。
■22kmコース
宮島福祉センター→厳島神社→大元神社→室浜砲台跡(折り返し)
→大元神社→あせび歩道→もみじ歩道→紅葉谷公園→包ケ浦自然歩道
→包ケ浦自然公園→宮島福祉センター
水族館の横を更に西進します。
小刻みなアップダウンが中々堪えます。
道沿いの植物に札がかけてあるのですが、
全てに学名が書いてあるところが、理学部らしさでしょうか。
途中から舗装されていない道に入ります。
人もばらけてきて、よい感じです。
折り返し地点、室浜砲台址。
明治時代、日露戦争の時代のもののようです。
帰り道、対岸にヒトの巣が見えます。
島から本土のほうを見ることはあまり無いので新鮮です。
船のスピードが、昔に比べて速くなっているような気がします。
そして、昔は桟橋を離れると一回向きを変えてから前に向かって進んでいましたが、
最近は電車のように前にも後ろにも進めるようになっているようで、方向転換がありません。
千畳閣と五重塔。
千畳閣は秀吉が戦歿将兵の慰霊のために建立したそうです。
落ち着いた灰色の瓦屋根で統一されています。
小京都の香りがします。
そして、ここから山手に入ったため、アップダウンが堪えました。
市街地を歩かせてくれたらいいのに。
やっとこさで海に出ます。
途中、酒屋の店先でビール(500cc)を買って飲んだことはここだけの秘密。
ほろ酔い気分で歩くと気持ちがよいです。
空の上では、夏と秋が同居している感じがします。
こいつが人の弁当を覗き込みます。
まー食った気がしませんです。
1555年、毛利元就は私が歩いた道を反対に進んで敵を倒したようです。
平清盛(1100年代)…厳島神社を現在の寝殿造りの姿に造営
毛利元就…厳島合戦(1555年)
室浜砲台…日露戦争時代に広島湾を取り巻く要塞の一環として作られる(1898年)
宮島は昔から瀬戸内海の交通の要衝だった、ということなんでしょうか。
車が無い次代、こうやってブラブラ歩くより、船に乗って海の上を移動したほうが楽で速いことは、
簡単に想像がつきます。