さて。
昨日の晩、風呂上りに穿いてみました。
※以下、食事中の方は、見ないほうが良いと思います。
パンツのゴムの話
http://tonton.konikoni.org/weblog/archives/362
パンツのゴムの話 2
http://tonton.konikoni.org/weblog/archives/459
褌が到着しました。
http://tonton.konikoni.org/weblog/archives/521
これを載せておかないと、、私の褌の写真が広島ブログの最新エントリ欄に
載ってしまうのです。
今回はブラックのほうを、袋から取り出してみます。
こんな感じの品物であります。
いったんもめーん!と呼べば自動で装着されます。
されません。
装着のしかたを、購入先のサイトで調べてみます。
1.紐を前で結ぶ
2.布を後ろからくぐらせて、結んだ紐と腹の間に通す
3.末端を前に垂らす
以上。
一反木綿に「褌」と言うと怒るそうです。
どちらが表か裏か迷いますが、
一応、前に垂らした部分で判断するようです。
表(折り返しがないほう)を体側にして巻くことになります。
写真はUpできませんので、
たむら氏の写真でご説明いたしますと、
幅がたむら氏の半分ぐらいです。
たむら氏のこれは、見せパンです。
ホンマの下着姿でテレビに出る人はいません。
小島よしおが穿いているのも、下着ではなく、海パンであります。
まあ、あんなにがっちりしたものではないので、
ズボンの下に装着してもあまり違和感はないと思います。
このブラックはポリエステル製でしたので、
どんな感触かと心配していたのですが、
ソフトな肌触りで、良い感じです。
トランクスの生地より柔らかい。
そのまま一晩寝てみましたが、
腰に締め付け感がなく、
ノーパン健康法を実践しているかのようでした。
紐が骨盤の上に来ますので、
前腸骨棘がむずむずしません。
ゴムのゆるいパンツを常用していると、
骨盤にゴムが当たる感触に敏感になってきます。
感じとしては、学生時代に登った北海道の山のことを
思い出します。
※繰り返しますが、食事中の方は読まないようにお願いします。
天気が悪く、大雪山系の山中で2泊したときのことです。
まあ徒歩で何日も歩くか、ヘリコプターでしか行けないようなところに
水洗便所があるはずもなく、汚い汲み取り便所があるだけなのですが、
消毒用に、フェノール系の薬品がこれでもかとぶち込んであります。
夏の、限界を超えた容量の、汲み取り便所の中で、
正露丸を10個ぐらい、鼻の穴に詰め込んだと思ってください。
何故限界を超えるのか。
それは登山者が多いことと、誰かが人力で担いで降りるしか
回収の方法がないためです。
座るとケツにつくのではないかという勢いで
山盛りになっているのがむしろ普通です。
えー扉を開けると、まず目に来ます。
それから、のどに来て、むせます。
この扉の中に入って5分過ごすのかと思うとうんざりしますが、
それを拒否すれば野糞になります。
昔流行った究極の選択でありますが、
この中でむせながら5分ほど用事をして、
外に出る頃には、むせなくなります。
目にも来なくなります。
そして外に出て、服に臭いがついていないか
くんくんします。
臭いはついていないようですが、
それから5分ぐらいは外でぶらぶらして、
一応念のために臭いを飛ばしておきます。
それからおもむろに狭いテントの中に入ると、
みんなが一斉に、
臭いものを見るような顔をしてきます。
おまえいま、あの便所に行っただろうと。
寝ている人が飛び起きて、雨の中を外に出て行きます。
山の中の荒天はすさまじく、危なくて動けないからテントを張って寝ているのですが、
それでも人は外に出て行きます。
一応、出た後に服をくんくんして、5分ぐらいは臭いを飛ばして、
臭いが消えたことを確認してからテントに戻るのですが、
テントに戻るとみんなが荒天の中を外に出て行くぐらいに臭い。
自分は臭くないつもりでも、鼻が馬鹿になっているだけのことで、
その環境にいなかった人にはものすごく臭いという、そういうことです。
ヒトの体には柔軟性があり、少々の刺激であればそれに慣れるように
できていますが、要は、きついパンツを穿くなということです。
これと同じことが起きていますので。
腰が悪い人は、老若男女、私の感触ではほぼ間違いなく、
骨盤のパンツのゴムが当たるところが
内側にひん曲がっています。
これを外に広げると、ほとんどの腰痛は治るという。
以上、褌を1晩穿いてみた感想です。
ブリーフや、トランクスでもあるのですが、下着の話ですからついでに書きますが、
男の子は朝、寝起きに大変窮屈なことになっていることがあります。
しばらくすると落ち着くことではあるのですが、
褌にはそれがありませんでした。