コロナの影響で休日も殆ど家から出ず、かと言って特にすることも無いので、家で「のくたーん」の練習を続けているところなのですが、
左手。
休日の度に毎回3~5時間、
じゃっじゃ~ん、じゃっじゃ~ん、じゃっじゃ~ん、ひたすらこの繰り返し。
最初は嫁もニコニコしながら聴いてくれていましたが、私が毎回休日の度に朝から晩まで、断続的に、3~5時間、同じフレーズを、指の体操として、じゃっじゃ~ん、じゃっじゃ~ん、じゃっじゃ~ん、と弾き続けていると流石に堪えられなかったようで、
発作的に、
大久野島に宿の予約を取らされて行ってきました。
大久野島。うさぎの島。かつて毒ガスの製造基地だった島。
毒ガスを作っていたのは第二次大戦中ですが、明治時代(1902年、日清・日露戦争の頃)からこの島には砲台が置かれていて、
この島には明治時代の砲台の跡、第二次大戦中の軍需工場の跡、そして現在のうさぎが掘った穴の跡があります。
これはキャンプ場の施設ですが、結構広いです。薪で料理ができる竃と屋根付きの炊事場があります。
ちなみにうさぎは戦後に導入されたもので、毒ガスとも工場とも無関係だそうです。
そして、本州から大三島の方に向かって伸びている高圧線の鉄塔が建っています。
個人的にはうさぎより鉄塔とか遺構に興味があるのですが、嫁と娘の意向ですので現地解散というわけにも行かずあまりそういう施設は回らせて貰えず、いずれ山にも登ってみたいと思っていますが今回はそれも叶わず、
ただ、国民宿舎の料理は美味しかったです。夜は宿舎の宿泊客以外はほぼ無人になりますし、車の通りも一切ありませんので、
というか、国民宿舎以外の施設が島内にはありませんので、夜は静かに過ごせます。
この島に来るのは、
- うさぎに興味がある。
- 遺構に興味がある。
- キャンプが好き。
- 静かに過ごしたい。
- 宿舎の料理が好き。
そんな感じでしょうか。
うさぎは夜行性ですので、夜中に短冊切りしたニンジンを持ってニヨニヨしながら宿舎を出ていく女子とか、
夕食と朝食はバイキングなのですが、静かに寛ぎたいお一人様も多かったです。
売店で店員さんと話をしているのを聞きましたが、毎月泊まりに来ている人も居られました。
バイクでキャンプ場に乗り付けてる人とか、大きなカメラを持ってる人とか、
宿泊したのは3回目なのですが、いろいろな目的で楽しめる島だと思います。