岩国市F様:パニック障害の整体10

以前の日記に続いて、

脚の指→腓骨と続いて、9回目の施術の際には小転子(大腿骨付け根の内側)に

違和感が来ていました。

 

これで今回はどうなっているか、

頚、肩周りに来たようです。

ファッション業界で言うデコルテのあたり。

 

予想した通り、だんだん上に上がってきています。

 

 

 

前回施術後もパニック発作が起きて、

座ることも横になることもできなくなったそうなのですが、

 

フェイスタオルを8つ折りにして右尻の下に敷くと

左の腰回りがブワッと緩んで、発作がおさまったそうです。

 

そうするとデコルテ(と言うか頚の少し下、鎖骨のあたり)の周りが苦しくなったと。

全体的な違和感はだんだん減っている感じなので、続けて来院いただけています。

 

 

このあたりは肋骨もだいぶ上のほうなので腕から来ることもありますが、

肋骨の歪みは基本的には腰から来ています。

 

フェイスタオルを敷かなくても問題なくなるように

右の坐骨が上に上がるように調整しました。

 

そしてデコルテ(と言うか頚の少し下、鎖骨のあたり)周りの調整が残っていますが、

肋骨の一番上、というのが鎖骨より上にあるんです。

 

例の男性の骨格模型ですが、頚の高さで水平に写真を撮ってみました。

dav

肋骨の写真

赤い矢印が肋骨の1番です。

鎖骨より上に来てます。

 

dav

胸郭出口の写真

この男性は私とだいたい同じぐらいの身長ですが、

私のげんこつが入るかどうか、ぐらいの隙間しか無い。

 

この狭い隙間に、血管・神経と、気管と食道が通っています。

 

肋骨が歪んでいると血管・神経と、気管と食道を圧迫するわけです。

その歪みが残っているわけですね。

 

それで、頚が詰まった感じがする。と。

 

病院に行けば「胸郭出口症候群」と名前が付けられている症状があって、

なかなか往生する場所ですが、

 

肋骨が緩めば何とかなります。

 

だんだん上に上がってきているのは確かなので、

次は頚の上の方に来るか、頭の方に来るか、

 

パニック障害の調整は繊細、かつ全身的です。

 

尻の下に畳んだフェイスタオルを敷くだけで、全身のバランスが変わるんです。

そういうもんなんです。

 

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斜頭症(頭の歪み)の施術について

斜頭症(頭の歪み)について、このところ多くのお問い合わせを頂いていますので、
参考のため記述しておきます。

    1. 斜頭症は適切に調整すれば改善します
    1. 大人であっても改善します(赤ちゃんももちろん改善します)
    1. 施術の脳へ与える影響は、おそらくは他の治療や施術と同じ程度と思います

私自身が斜頭症で、偏頭痛や肩こりは勿論のこと、目が疲れやすかったり、
鼻が悪かったり、物心ついた頃から首から上が散々な状態だったわけですが、

2年前に自分で自分を調整している間に潰れていた後頭部が膨らんできて、
http://www.hatsukaichi.tonton.asia/weblog/archives/6207

今でもそれが維持しています。

斜頭症(頭の歪み)の原因としては、
お腹の中で育っている間に、子宮の壁で圧迫を受けることで、
変形し、そのまま生まれてくることがメインだと思います。

産道を通ったり、生まれた後の寝方による歪みは
それほど大きな理由ではないのでは無いか。

現場の感覚としてはそんな印象です。

1年前に娘が生まれて、先月には甥が生まれたのですが、
生まれ出た瞬間から頭の形に注意して経過を見ていると
そういう感じがします。

生まれたばかりの赤ちゃんの頭は既に歪んでいます。
産道を通るときに周りから締め付けられた感じの歪みでは無いです。
(もしかしたらそういう人もいるのかも)

仮に寝ている間に頭の向き癖が着いて、布団についているほうが
潰れて変形するとすれば、頭が向きやすい方向と向きにくい方向がある時点で
そもそも身体に歪みがあるのです。

娘が生まれて1年経った感じでは、生まれた時の歪みが少しずつ膨らんで
取れて来ている印象です。

頭に限らず、歪みの量がある程度以上に大きいと、成長期に入っても
取りきれないのだと思います。

お腹の中で育っている間に、頭が変形するぐらいですから、
他の場所も目立たないだけで、当然変形しています。

多くは斜頭(頭の歪み)と併せて、肘周り、股関節骨盤周りが変形しています。
肩・首周りや足首・かかと周りが変形していることもありますが、

頭だけ歪んでいることはほとんどないです。

これらの歪みも同時に取らないと斜頭(頭の歪み)は直らないんです。
直しても身体に引っ張られて戻ってきます。

多くのサイトで、大人の斜頭症は治らないとしているのはこのためです。

当院の施術に限らず、頭蓋骨の外側に何か詰め物をして外観の見た目を整える治療で
なければ、斜頭症(頭の歪み)を治すとなれば、何らかの方法で頭蓋骨のかたちを
整えることになると思います。

頭蓋骨のかたちを変える訳ですから、中に入っている脳へも当然影響を与えることが
考えられます。

良い影響も、悪い影響もです。

頭蓋骨のかたちを変える点では同じですので、リスクは同程度と考えています。

ただ、感染や挿入した異物によるリスクがない分だけ、
切開したり異物を挿入する治療法よりリスクは低いかもです。

必要な施術回数については、
歪みの量と、骨の動きやすさに依存します。

全身の歪みの量が多ければ当然改善までに回数がかかります。
歪みの量が多くても、骨が早く動けば回数は少なくて済みます。

これはもう、赤ちゃんでも骨が動きにくい方は居られますし、
おばあちゃんでもあっという間に良くなる方も居られます。

一概に「何回かかる」とは申し上げにくいのが実際のところです。

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広島市安佐南区T様:脚の痺れの整体17

以前より減ってはいるようですが、

左足の強い痺れが続いています。

 

 

 

坐骨の感じは、前回の調整が効いたようで、ある程度開いたままで

維持していますが、

 

最近、やっと手が入るようになって触れるようになってきたのですが、

前回の日記に載せた骨盤の写真

dav

本から取った写真(腰)

(引用:F.H.マティーニ 井上貴央訳 「カラー人体解剖学」(2003) 西村書店 p156 赤い矢印は筆者追記)

 

とは逆に、開いているべき部分が内側にめり込んでいます。

 

右側はだんだん広がって来ている感じなのですが、

左の動きが良くない。

 

ふくらはぎがカチカチです。

かかとが悪い感じ。膝から下がもっと緩まないと腰が緩まない感じです。

ふくらはぎの調整と、腰の調整を平行して行います。

 

 

 

手術をしても再発されているので、

これが一番の早道だと思います。

 

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広島市佐伯区H様:腰の痛みと脚のしびれの整体19

腰と左の肋骨後ろ側にズキズキする痛みがある。

左足がふくらはぎからかかとまでしびれている。

 

病院に行って、腰だけでなく脳から脊髄(中枢神経系)もMRIを撮ったが

整形外科学的にも神経学的にも異常が見当たらない。

 

もちろん、しびれが出ている脚もMRIを撮ったが異常は見当たらない。

なのに強烈なズキズキするような痛みが出る。

 

立っていることもできず、座っていることもできない。

仕事にならないので、仕事を辞めることも考えなければならない。

 

 

 

脊椎の生理的カーブがなくなっています。

頚から背中までまっすぐです。

 

全身の筋肉がガチガチになっていて、

筋肉と骨の長さのバランスが取れていない状態です。

 

長身で細身の男性に多いのですが、

全身の骨が少しずつ伸びている傾向がありますので、

バランスを見ながら少しずつ縮めて行っています。

 

頚には異常が無いようですが、頚周りもガチガチになっているので

これも平行して緩める必要があります。

 

変な話、MRIでは筋肉の緊張は判別できないのですが、

意外とこういう「物理的」な異常がしびれの原因になっていることが多いようです。

 

で、現にこれを調整するとだんだん良くなってきます。

 

 

 

今回で19回目の施術ですが、このところ月に1回の施術で

何とかなっているようです。

 

今回は右仙腸関節の痛みと、座った状態で左右の股関節周りに

軽いしびれが出ている、とのこと。

 

左腸骨の背中側に痛みが出ている。

 

脚はだいぶ緩んで来ているようなので、

このところ骨盤周りを念頭に調整を続けています。

 

 

 

骨盤、これは男性の骨格模型(レプリカ)ですが、

後ろ側から腰を撮ってみました。

 

dav

骨格模型の写真(腰)

 

赤い線で矢印を引いたところですが、上に向かってまっすぐに伸びているのが

ご覧いただけると思います。

 

これ、実際には下の写真のように

上に向かって開いていないといけないんです。

 

dav

本から取った写真(腰)

(引用:F.H.マティーニ 井上貴央訳 「カラー人体解剖学」(2003) 西村書店 p156 赤い矢印は筆者追記)

 

開いたこの窪みの部分には何があるかというと、

尻の筋肉がついています。

 

尻の筋肉がついてるはずの部分がこれだけまっすぐに伸びているわけです。

それでこの模型の方はどうなったかというと、

 

dav

椎間板ヘルニアの写真

椎間板ヘルニアになってます。

 

写真の赤い丸で囲んだところが椎体の突出部分ですが、

後ろに見える黄色いものが神経です。

 

この方は運が良かったのか、ヘルニアが神経には当たっていないようなので

痛みやしびれはなかったかもしれませんが、

 

運が悪い突出の仕方をして、ヘルニアが神経に当たっていると

ビリビリしびれます。

 

男性の腰痛の8割方はこの骨盤の変形が原因で、

変形が取れれば腰痛は治っちゃいます。

 

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パンで危なかった話

先週の火曜日のことですが、

嫁が仕事で帰りが遅くなるようで、

 

私が定休日で暇だったので保育園に娘を迎えに行って、

最近運動不足なので車を使わずに歩いて保育園まで行って、

腕に抱っこしたまま歩いて帰ってきたら腕がパンパンになって、

 

結構汗だくになって、なかなかの重労働だなと思って、

 

パンを食べさせておいてくれと言うことだったので、

冷蔵庫にあったロールパンを適当にちぎって食べさせていて、

 

パンだけだったら喉が乾くだろうと思って、

 

私がいつも日本酒を飲んでいる盃があるのですが、

これが娘の口のカーブに合いそうなのでそれに水を入れて

 

飲ませながら食べさせていたのですが、

 

ここで一旦CMです。

 

最初は調子よく食べていたのですが、

頬張ったパンをだんだん噛まなくなってきて、

 

口の水分が取られたのだろうと思って

盃に水を入れて飲ませていて、

 

噛み方が解らないのかもしれないと思ったので、

私も同じパンをちぎって噛んで食べて見せて、

 

そうしたら噛みだしたので、あ、食べるなと思って、

 

お腹は空いている感じで、いくらでも口を開けて

パンを欲しがるので、口を開けたら開けただけ

ちぎったパンを口に入れてあげていたのですが、

 

突然、呼吸が止まった感じになって、

手足をバタバタさせ始めて、

 

息が吸えもしない、吐けもしない、

息が止まったまま暴れているので、

 

口の中に指を突っ込んで出してみたらまあ出るわ出るわ、

この写真右側の1歳児の口から大きなパンの塊が3つ出てきて、

 

自分では絶対に出さない(出せない)んですよね。

口の中が噛めないぐらい目一杯でももっと入れろと要求してくる。

 

パンは危ない。

 

何とかなったので笑い話で済んでいますが、

 

近所の走って1分の耳鼻科まで裸足で走らないとならないかと思った。

http://goodstory.biz/thinking/415/から引用)

 

異物除去の方法は探すといろいろ出てきますが、

http://www.119-sys.jp/each-fire-department/sakura-fire%20department/cpr/ibutu/ibutuzyokyo1.html

 

異物が詰まる過程についてはなかなか無いと思いますので

乗っけておきます。

 

 

厚労省のサイトで報告書があったので見てみましたが、

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/chissoku/dl/04.pdf

 

餅と並んでパンも気道閉塞のリスクが高いようです。

水分を含ませて圧縮するとやばいようで、

 

餅は用心しますがパンは盲点でした。

 

 

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