以前の日記に続いて、
脚の指→腓骨と続いて、9回目の施術の際には小転子(大腿骨付け根の内側)に
違和感が来ていました。
これで今回はどうなっているか、
頚、肩周りに来たようです。
ファッション業界で言うデコルテのあたり。
予想した通り、だんだん上に上がってきています。
前回施術後もパニック発作が起きて、
座ることも横になることもできなくなったそうなのですが、
フェイスタオルを8つ折りにして右尻の下に敷くと
左の腰回りがブワッと緩んで、発作がおさまったそうです。
そうするとデコルテ(と言うか頚の少し下、鎖骨のあたり)の周りが苦しくなったと。
全体的な違和感はだんだん減っている感じなので、続けて来院いただけています。
このあたりは肋骨もだいぶ上のほうなので腕から来ることもありますが、
肋骨の歪みは基本的には腰から来ています。
フェイスタオルを敷かなくても問題なくなるように
右の坐骨が上に上がるように調整しました。
そしてデコルテ(と言うか頚の少し下、鎖骨のあたり)周りの調整が残っていますが、
肋骨の一番上、というのが鎖骨より上にあるんです。
例の男性の骨格模型ですが、頚の高さで水平に写真を撮ってみました。
肋骨の写真
赤い矢印が肋骨の1番です。
鎖骨より上に来てます。
胸郭出口の写真
この男性は私とだいたい同じぐらいの身長ですが、
私のげんこつが入るかどうか、ぐらいの隙間しか無い。
この狭い隙間に、血管・神経と、気管と食道が通っています。
肋骨が歪んでいると血管・神経と、気管と食道を圧迫するわけです。
その歪みが残っているわけですね。
それで、頚が詰まった感じがする。と。
病院に行けば「胸郭出口症候群」と名前が付けられている症状があって、
なかなか往生する場所ですが、
肋骨が緩めば何とかなります。
だんだん上に上がってきているのは確かなので、
次は頚の上の方に来るか、頭の方に来るか、
パニック障害の調整は繊細、かつ全身的です。
尻の下に畳んだフェイスタオルを敷くだけで、全身のバランスが変わるんです。
そういうもんなんです。
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