TOY君と少女A

TOY君:TOY-mamaさんのご子息(♂)
少女A:近所の子で、名前を聞いたのですが1晩寝たら忘れました

1.2階

TOY君が2階に上がりたがっていたので、ついていきました。

2階に上がると、お姉ちゃんたちがままごとをしていました。
木でできたナスとかジャガイモとかが4つか5つのパーツに分解されていて、
全部をくっつけると1つのナスなりジャガイモなりの塊になります。
切れ目はマジックテープでつないであります。

その切れ目に沿って木の包丁でマジックテープによる接合を
はがしていくと言う、そういう遊びです。

お姉ちゃんたちは嬉々として(でもなく、半ば事務的に)作業をこなしていましたが、
TOY君(♂)にはあまり面白いものではなかったようです。

そして、向こうのほうで精神年齢が違いすぎてはみっていた
少女Aがしきりに呼んでいるのですが、TOY君は行こうとしません。

行け。とにかく言ってこいと命令すると、
2人で何かおもちゃをいじっているのですが、
3分すると戻って来ます。

少女AはしきりにTOY君に話しかけて、絵本を見せたり
おもちゃを触らせたりするのですが、まだ2人ともおしめをしていますので、
言語による意思の疎通を100%図るにはまだ時間がかかるようです。

2.公園

お姉ちゃんたちが事務的作業に飽きたようなので、外に出ます。

一緒について外に出たところ、私の顔を確認すると、お姉ちゃんたちは
TOY君と少女Aを残して、自転車でばっくれました。

もう1回書きますが、自転車でものすごいスピードでばっくれました。
3人残されて、一瞬途方にくれます。

手をつながせてみます。
少女Aはすっと手を出すのですが、TOY君は人前で手をつなぐのが
恥ずかしいようです。

そして、おじさんと手をつなごうとして来ます。
いや、若い子と手をつないだほうが絶対楽しいから。

草むらに猫じゃらしのようなやつが生えているので、
それをとって2人に手渡してみました。

しばらくそれで遊んでいると、お姉ちゃんが帰ってきたので、
自転車を借りてブランコの周りをぐるぐる回ってみます。

目論み通り、お姉ちゃんとTOY君と少女Aの3人がジョギングを始めました。
10週ぐらい走らせたので、昨晩は3人とも良く寝ただろうと思います。

2人とも、良くこけます。
そして、無表情で立ち上がってきます。

お姉ちゃんが少女Aにちょっかいを出したら、
少女Aは泣きながら帰ってしまいましたが、
すぐ戻ってきて、少し離れたところで1人で遊びながら様子を伺っています。

そしてそのうち、合流してしまいました。
小さい子と遊んでいると、人間の本質が見えてくるような気がします。

今週のぶーちゃん

ぶーちゃん

それにしても暑くなりましたね。

こう暑いと、誰もぬいぐるみのぶーちゃんにちょっかいを出そうとしませんです。
あっ、枕にされてたな。

ホタルとオオサンショウウオ

廿日市からだと、高速道路で4時間ぐらいかかるでしょうか。
しっかり遠出した気になりますし、ちょうど飽きて来た頃に着くので、
私にはちょうど良い距離です。

それで、蛍です。
私が持っている普通のデジタルカメラでは蛍の光は映りませんので、
捕まえた人がいたので撮らせてもらいました。
ヒメボタルの写真

多分、ヒメボタルです(翌日、プロに確認しましたので)。
川の向かい側に散らばっている40~50匹が、ゆっくり飛びながら、
一斉に1.5秒周期ぐらいで光ったり消えたりします。
こういう光り方はヒメボタルだそうで、関東と関西では光る周期が
違うそうです(関西のほうがせっかち)。

私が見たのはせっかちのほうだったようですが、
良い感じでした。
ただ、おじさんたちと見るものではないなと。

テレビのカメラでも、多分きれいに写らないのでは
ないかと思います。蛍の光は肉眼で見るのが最高であります。

で、そのあと、創部50周年記念事業の記念誌の打ち合わせみたいなもの。
創部当時のメンバーは、50年前に19~20歳ぐらいだった人たちなので、
だいぶ昔に定年を迎えた人も多く、金もあるし暇もあります。

酒を飲みながら議論をすると、みんな違うことを言うので
そこがまた勉強になります。

ところで、私が忘れた頃にここに来るのは、理由があります。
ここで眠ると、ものすごく寝覚めが良いのです。
今朝も朝の5時半に、パッチリと目が覚めました。
ものすごく爽快。

私は寝つきも寝覚めも悪いほうなので、
時間と金をかけてここに来る価値があります。

今まで理由がわからなかったのですが、
これのためではないかと。
せせらぎの写真

建物の近くのちょうど良い場所にこれがあり、
寝ているとせせらぎの音がちょうど良い感じで聞こえてくるのです。
動画(2MB)

ついでに、全景の動画(4MB)

翌朝、近くでオオサンショウウオの生態の研究をされている方が
いらっしゃるのですが、創部50周年記念パーティーで公演して
いただくことになりましたので、打ち合わせを兼ねて寄ってみました。

この日はアポなしの訪問であったにもかかわらず、快く受け入れて下さり、
蛍の話、モリアオガエルの話、もちろんオオサンショウウオの話、
施設の見学までさせていただきました。

オオサンショウウオは日本固有の両生類で、両生類としては
世界最大の大きさになるそうです。

岐阜県以西に生息し、中国山地にも広く分布しています。
興味のある方はこちらのニュースをご覧ください

素人を飽きさせず、2時間場を持たせるこの話術、
何度聞いても勉強になります。

そしてその足で温泉に入ります。
湯上りに扇風機に当たりすぎて、帰り道でくしゃみ鼻水咳まで出てきたので、
サービスエリアの日なたにある熱くなったコンクリートのベンチに泣く泣く横になります。

まー暑い。でもこうしておかないと明日やばいことになるはず。
汗をたっぷりかいたらよい感じになりましたので、
明日からまた頑張ります。

小旅行

今日はお休みをいただいて、小旅行に出ます。

学生時代の山登りのクラブが今年で創部50周年を迎えるのですが、
それの記念誌の編集委員に当たっているので、編集会議です。

兵庫県のど真ん中、今なら天気がよければ蛍が見えるようです。

詳しい地図で見る

そういえばもう長いこと、山には登っていませんです。

そしてこの場所、一応国道沿いですが、携帯電話が通じません。
人口比の普及率99%だかの、残りの1%に入っています。

なんてすばらしいんでしょう。
たまには携帯電話の電源を切る休日もありです。

古文

今日は縁あって、あるテーマに沿って書かれた
古文の解説の本を読んでいました。

古事記・源氏物語・宇治拾遺物語…
そんな感じです。

この千数百年の間に、いったい何冊の本が書かれて、
残されているのか、私には解りませんが、
1,000年後の文学の研究者は、
対象が多すぎて、さぞかし大変だろうなと、
そんなことを考えていました。

昔は字が読み書きできるのは相当なインテリで、
人口自体も少なかったので、残っている文章も
現在に比べればそんなに多くはないはずです。

多分こうやって私が書いているブログなんかも、
当時を知る貴重な資料の1つになるのでしょうね。

日本人は、昔から日記を書くのが好きだったんだなと、
そんな印象を持ちました。くだらん文章もたくさん残っています。
考えることや頭の中身は、1,000年前からそんなに変わっていない。

そしてやってることも、そんなに変わっていないんだと思います。