パンの話

カタコトですが最近娘が喋るようになってきて、

「ぱん」とか言うようになったので、
「娘ちゃんフランス語が上手になったね」みたいな

あんまりからかってると私が喋ってることは理解できてる風なので
気を付けなければならない感じです。

私が中学生の頃に、朝起きてから今までのことを英作文しましょうみたいな
英語の授業があったのですが、

・朝起きて、
・顔を洗って、
・パンを食べた

英和の辞書で pan を引いたら「なべ」って書いてあって、
途方にくれました。

パンって英語でなんて言うんや、そもそもパンって何語やみたいな、
朝にパンを食べてきた生徒同士で辞書から顔を上げて見合わせて

そうしたら先生が嬉しそうに「パンはpanではありませーん」みたいな
朝から一発かまされて往生した記憶があります。

パンってたぶんフランス語から来ているのだと思うのですが、
今googleで調べたらスペルは「pain」だそうです。
音は「パン」です。

娘が見ているのは国語辞典です。
ページをめくるのが面白いようで、読んでる訳では無いと思います。

 

・パン
・バナナ
・ぎうにう(牛乳)

他は全部「これ」で済ますのですが、
朝は大体それで用事が済みます。

 

 

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四十肩の話。

このところ肩が悪い方が良く来られています。

昔は「五十肩」と良く言ったもので、50歳代以上の方がなる症状だったようですが、
40代30代の方も多くお見受けします。
英語ではfrozen shoulder、日本語で正式には「肩関節周囲炎」と言うそうです。

肩が痛くて動かせない、じっとしてても痛い、肩が痛くて目が覚める、など、

肩の痛みと運動制限が主な症状のようです。

インターネットで検索すると色々出てきますが、
どうも原因を追いかけてみると、肘が悪いみたいです。


肘。内側が後ろに下がって、外側が前に寄る。

上腕骨(肘の上側の骨)はちょうど歯磨きのチューブのように、上は丸いのですが、
下へ行くほど平べったくなっています。


平たいので力学的に変な力がかかると割と簡単に捻れるんです。

捻れるのはどうもこれが原因っぽいんです。

仕事中はマウスやキーボードをいじって、


家に帰るとスマートフォンをいじる。
彼が持ってるのは電卓ですが、スマートフォンだと思ってください。

昔は五十肩と呼ばれていたのに、今では四十肩と呼ばれている。
三十代でも四十肩になる。
十年以上早く発症するわけです。

下2枚の写真の共通点は、

「手のひらを下に向けている」

私は寝っ転がってスマホはいじらないと仰る方も居るかも知れませんが、
スマホを手の甲で操作する人はあまり居ないです。

まず間違いなく手のひらをスマホに向けています。

手の平を下に向けるとどうなるか。
下から2番めの写真で赤い丸を着けたところですが、

肘から下の骨、2本がクロスするんです。

どうもそれが肘から上の骨の平べったいところを
押したり引いたりしているっぽい。

今まで四十肩で来られたのは
・事務職の方
・大工さんや左官さんや内装工事の職人さん
・ピアノ講師の先生も居られました。

皆さん1日中手のひらを下に向けて居られます。

マイクロソフトのキーボードですが、
真ん中が盛り上がってます。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88+%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89+%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B9&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjn37-QpMXVAhVHObwKHemkBo8Q_AUICigB&biw=1280&bih=845

たぶんMicrosoftの人もfrozen shoulderの人が多いんだと思います。
1日中キーボードを叩いている人ばっかりだと思いますので、
「いやー俺frozen shoulderで参っちまったよハハハ」って英語で言ってるかも知れないです。

直し方は簡単で、手のひらを Oh my God! のポーズみたいに外に捻れば良いのですが、
肘だけでなく骨盤や頚も関わってきますので、少しだけコツが要ります。

肩の調整は、肩だけやるより肘と全身を調整したほうが早いです。
何故そうなのかはまた次回。

急がばまわれの話。

 

 

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パンツのゴムの話。

「パンツ」がズボンのことか下着のことか、
その両方であるのですが、

前回(http://www.hatsukaichi.tonton.asia/weblog/archives/6275)の続きです。

この時期流石に暑いので、就寝用のズボンを半ズボンに新調したのですが、
普段からゆるゆる生活に慣れていますので、新しいズボンを穿くと腰が痛くなりました。

腰いてーなと思いながらも履き続けていると痔が悪くなってしまいまして、

このズボンなんですが(柄は嫁チョイスです。私の趣味では無いです)、

一応、LLなのですが、2つ折りにしてメジャーで計ると40センチ。
周径で言えば80センチになります。

調べてみたところ、メンズのLLはウエスト82~90センチの人が対象らしいんです。

周径が80センチですから、2センチから10センチほどゴムを引き伸ばして
穿くように設計されています。

でこれが、最近の衣類はゴムの性能が良くなっていまして、
少々洗ったぐらいではくたびれない。

現代の日本人は、こないだ2歳になった娘がそうなのですが、
生まれ出た瞬間からパンツ(と言うか紙オムツですが)を穿いていますので、
ウエストを締めていても気が付かない方が多いのですが、

10センチもゴムを引き伸ばして穿けば腰を痛めるんです(痔も悪くなる)。

で、前回の骨盤の「反り」
あれを叩いて出さなければならなくなる。

普段からゆるゆる生活をしていて、たまに締めると
このゴムが身体にかなりのストレスを与えていることが解るんです。

で、どうするか。

この秘密兵器を使います。ハサミでも良いのですが、
家庭科の時間に使ったアレです。

ゴムを縦に切ります。
腸骨にゴムが当たらないように切りたいので、
腹の正面を12時とすると、だいたい10時と2時の方向の2ヶ所になります。

切ったら秘密兵器でゴムをズボンに固定している糸を切って行きます。
目安は、ズボンを穿いて座った状態で、ウエストのゴムの所に指を入れて
指が締まる感じがしない程度まで。

ズボンがズレるかどうか殆どギリギリの所になりますが、
私が中学生の頃のズボンのゴムってそのぐらいの強さのものでした。

ジャージにはゴムの他に紐も通してあって、紐で脱げないように調整していました。

そのほうが健康的です。身体をゴムで締める野生の動物は居ない訳ですから、
そもそもヒトの身体はゴムで締めても大丈夫なようには進化していません。

締めているといずれは腰が痛くなりますし、気づかないうちに痔が悪くなります。
便秘も頻尿も月経不順もPMSもこれで起こり得ます。

最後は洗濯してもゴムがほつれないようにかがっておけば完璧です。
ミシンがあればミシンでガーッと行っても良いのだろうと思います。

写真に撮るので今回は縫ってみましたが、

普段はゴムは全部剥がして洗濯ばさみで止めてます。

私が針仕事なんかをするのは中学生の時以来のことで、
縫い方は適当なのですが、まつり縫いでも良かったのかも知れない。

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骨盤調整の話。

7月に入ってから、腰痛の方が多く来院されています。

1~2月の一番寒い季節もそうなのですが、この蒸し暑い季節も
身体に負荷がかかる季節ですので、元々調子の良くない部位に
痛みやダルさが出ることが多いです。

それで腰なのですが、


いつもの骨格模型ですが、
この方も生前は腰が痛かったかも知れません。

骨盤の形としては、これが正解です。

 

(引用:「カラー人体解剖学」F.H.マティーニほか 井上貴央ほか訳 西村書店(2003) p.156 赤線は筆者)
この赤線のところ、反っていないといけない。


この模型の方は、特に右側なのですが、反りが全く無いのです。

腰掛けて貰って上のほうから腰を触ってみると解るのですが、
骨盤の上の縁に本来在るべきはずの「反り」が全く見当たらないのです。

この本来あるべきはずの「反り」を作ってやることで大抵の腰痛はとれます。
特に男性の腰痛の8割方はこれが原因です。

何故こんなに本来あるべきはずの「反り」がなくなるのか?

ズボンや下着のベルトやゴムがキツいからなんです。
マジです。


ズボンや下着のウエストラインは大抵この1か2か3の位置に来ますが、
1か2の人は気をつけないと腰が痛くなります(3の人はまた別の問題が起きてきます)。

1の人は骨盤にゴムは当たっていないように見えますが、
骨盤から出ている筋肉の影響で反りが消えていきます。

これはもう腹の恰幅が良いとかそうでないとかは関係ないです。
問題は背中側ですので。腹がめちゃめちゃ出ていても背中のこの部位に
大量の脂肪が付く人はそんなに居ませんので。
ゴムは骨に当たっています。

締めれば引っ込む。1回引っ込んだものは緩めても出て来ない。
目安としては、座った状態で、ウエストのゴムに指を入れて指が締まる感じがすると
もう既にキツいです。

市販のズボンのゴムは大抵キツいです。

その話はまた次回。

 

 

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首のシワとりの話。

 

学生時代に仲間内で飲んでいた時の話ですが、

居酒屋で、年齢不詳の店員さんが居たんです。
高校生にも見えるし30代にも見える。

あの人何歳だろうみたいな話になったのですが、
ピタリ賞を出したのが外語大に通っていた女性でした。

女性が女性のどこを見て年齢を判別するのか、
後学のために教えてくれみたいに言ったら教えてくれたのですが、

首やと。
あのシワの入り方は20歳まで行ってないと。
高校生は居酒屋でバイトしないから19歳やと。

あと、おばさんに見える手の動かし方も教えてくれましたが、
それはまた別の話にしときます。

居酒屋で飲んでいたので全員20歳は過ぎていたと記憶してますが、
20代前半の頃の話です。

首に1周輪っかみたいに入るあのシワですが、
ムチウチの直し方と一緒です。

今日も2~3人試してみましたが、よくとれます。

首の骨はご覧の通り、脊椎の首から下のほうと比べるとかなり細いので、

大抵、筋肉の引っ張り合いになったら首が負けます。

首から下の影響を受けて首にシワが入っている訳ですので、

確かに身体の歪みがはっきり出る場所でもあります。

外国語の大学って当時私が通っていた工業大学と比べて
男女の比率がほぼ真反対になっていますので、

山に登るサークルの繋がりで、余ってるのが集まって
年に数回ぐらい会って酒を呑むぐらいの関係でしたが、

シビアに見とるなー外語大の人。
 

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