モールスの練習(高速音感法)について。

前回の続きで、

無線機は新品を買えば調べたところでは15万円ぐらいでしょうか。そして無線機とアンテナには同じぐらいのお金を掛けるもののようです。

そんな金無いです。

娘に「おもちゃはローンで買うもんじゃない」と言った手前、もう少し良い方法を考えてみます。

というかモールスしかしないのであればそんな高い機械は要らないと思います。1000円の無線機はいつか必ずリベンジします。

ということで、そんなことより来年3月の国家試験に間に合うかどうか、今はこちらのほうが優先順位が上です。

練習風景の動画を撮ってみました。

モールスの覚え方にも色々あるようですが、私はこの方の言うことに全て従うことにします。いろいろな資格をたくさん持って居られる方のようなので、そういう方が仰っている方法は効率が良い筈です。

試験を突破することで言えばプロ通信士が言うことより資格マニアが言うことのほうが間違いなく効率が良い筈です。

6歳の娘がひらがなの練習をしていて、

「ん」と「そ」って似てるよね。

とか言うので何のことかと思ったらカタカナの話でした。

「ン」を90度回して紙を裏返すと「ソ」になります。

「け」「は」「ほ」は似ています。「あ」と「め」も似ています。「め」と「ぬ」も似ています。ついでに言えば「ね」「れ」「わ」も似ています。「へ」と「く」も似ていて「さ」と「き」も似ています。「た」と「な」も結構似ていて「ま」と「よ」と「ほ」も何か似ています。

同じ感じで、モールスの符号もよく似ていて聴いても違いが良く分からないものが大量に出てきます。それを練習しているのが上の動画です。上の動画には「あ」「し」「す」「せ」「つ」「て」の6つの符号が入っています。特に「あ」と「す」、「せ」と「つ」は聴き分けるのにちょっと泣きそうになります。

それで、似た符号を聴き取って適当な裏紙に書いて行くとこのような感じになります。

ホヒハヒハフフへフフ

フホヒホヒマミヒヒミヒヒムヘヘムヘヘ

事情を知らない人が観たら結構ヤバい文書になりますので、書いたらすぐ廃棄ボックスに入れていくのですが、

娘が頑張ってノートに自分の名前をひらがなで書いていますが、私も何とか自分の名前は聴けて打てるようになったところです。

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マネーリテラシーと無線機とモールスの話。

6歳の娘が頭がかゆいと言うので嫁と3人で病院に行った際に、

薬局の店頭で娘がガチャガチャをみつけて、

娘は嫁と交渉してもうまく行かないことを承知していますので、私にガチャガチャを買ってくれと交渉して来るようになりました。

うーん。「頑張りましたポイント」を貯めて買ったら良いんじゃないかな。

「頑張りましたポイント」とは、嫁が主宰しているポイント制度で、娘が家でピアノを弾いたりドリルの問題を解いたりすると貯まっていきます。この「ポイント」を貯めて買えと、嫁の受け売りで、そのまま伝えたのですが、

明日から頑張るとか何とかかんとかタフな交渉をして来ます。

うーん。

家でも車でも欲しい物をバンバン買ってたら大人でもすぐお金が無くなります。「おもちゃ」はローンで買わないほうが良いと思いますよ?40年ほど先に生まれたお父さんからのアドバイスです。

で、お父さん「ヘリコプター」欲しい。

みたいな話をすると娘は黙りました。

これで良かったのだと思います。

9月22日の記事の続きで、7月ぐらいから引っ張っていますが、1000円の無線機に作り直したフィルターを繋いで計測してみました。

右の水色の枠で囲んだところが出て欲しい電波で、左の赤色で囲んだところが出てほしくない電波です。この赤い枠のところは9月22日の記事から比べると-40から-54に減っていますので、ギリギリセーフですが良い感じと思います。

ただ、範囲を広げて測ってみると、水色で囲んだところが出て欲しい電波で、赤線より上に出ているこの黄色い「X」をつけた3ヶ所が「アウト」です。

というか、電波の出方がメチャクチャです。ギジャギジャでメチャクチャきしゃない。

さすが1000円の無線機。

困った。300円の部品をケチって40円のものにしたのが失敗だったのか。7月の時点では上の赤枠のところは全部消えていたっぽいのでまたもう1回300円の部品で試してみるか。

で、送信する時のことばっかり考えていたのですが、

この1000円の無線機は調べてみると受信するときにも電波が出ます。で、基準値を超えてます。

いま頑張って作っている「フィルター」なのですが、要は「ザル」ですので、可能な限り水色の枠のところだけ通してほかは一切通さないものを作りたいのですが、

受信中に出るのは送信中に出るのと全く同じ波長ですので、当然「ザル」の目をくぐり抜けます。

フィルターだけではこの「受信中にアンテナから漏れる基準値以上の電波」を消しようが無い。

受信中はスイッチを切り替えるか何かをしてアンテナから外せばよいのですが、そうすると当然この無線機にはアンテナがつながっていないので受信ができなくなります。

何とかしてアンテナにつないたまま受信中に出る電波を消したとしても、アンテナから入ってきた相手の電波も一緒に消えると思います。受信した電波も相手がダイヤルを回してこちらにピッタリ合わせて送って来てくれた同じ波長の電波ですので。

受信は他の無線機でして、送信だけこの1000円の無線機でするのか。

そうしたらもうその「他の無線機」で全部やれば良いじゃん。

というか、この無線機はモールス専用機ですので、電波のONとOFFで表現する「符号」を送る訳です。受信機には電波を受けたときだけ強さに応じて音を鳴らす装置がついていて、電波を受信している間だけ「ピー」と音が鳴るようになっています。

これ絶対、このまま使うと受信する相手の人には符号の間の電波がOFFの時にもずーっと途切れること無く小さく「ピー」って聞こえ続けるよね。

50年ぐらい前ならいざ知らず、いまこんな電波を出したら超恥ずかしいと思います。

何れにしても基準値を超えていますので、このまま申請書に付けて出したら絶対に免許が下りないです。

困った。

娘には「おもちゃ」はローンで買わないほうが良いと大見得を切りましたので、

取り敢えずこの1000円の無線機で免許を取るのは(私の技術力では)無理だと分かりましたので、次は2000円の無線機で試してみるか、

というか、この無線機はモールス専用機ですので、免許が取れたとしてもモールス符号が聴けて打てないと何もできないのです(そのかわり機械が簡単なので機械は安い)。

何の趣味でもそうだと思いますが、サッカーならルールを知っていて試合に出られるぐらいの基礎体力がなければ話にならないでしょうし、将棋なら駒の動かし方ぐらいは知っていないと何もできないと思います。

どのみち練習するのであれば、プロ向けの資格でアマチュア向けの趣味の資格の2級に相当する資格があるのでそれを目指してみるか。

昔はアマチュア向けの資格でもモールスの実技試験があって、私は中学生の頃に欧文(アルファベット)の受信だけ一番簡単な今で言う3級の資格を取ったのですが、国際的な取り決めにより国内でもアマチュア向けの資格でのモールスの実技試験は2011年で廃止されたようです。

ただ、プロ通信士の資格になるのでモールスはガチです。

「電報」が受信できて送信できる必要があります。

ただ、趣味でやるにしてもこのくらいの早さで送受信できるレベルにならないと面白くは無いようです。面白くなければ「趣味」では無いですので。

3月に試験があるのですが、あと半年で間に合うかどうか。もう10月に入っちゃいましたので、無線機より先ずこっちな気がします。急ぐ資格では有りませんので、仕事に差し支えない範囲でぼちぼちやることにします。

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