前々々回、家のパソコンのデータが飛んだ話を書きまして、
データ修復ソフトを入れて15時間かけて「サルベージ」した話は書きましたが、そのまま100ギガバイト入る光学ディスクに焼こうとしたらファイル名が長すぎるとか何とかエラーになりまして、
そもそも100ギガバイトでは全く足りなくて、
サルベージアプリは味噌もクソも一緒くたにサルベージしますので、必要なデータも(体感的に9割強ぐらいですが)してくれましたが、OSが使っていた一時ファイルとか、要は「ゴミ」も「可能な限り大量に」サルベージしてくれて、
それはありがたいことで、アプリの性能が良いことの裏返しなのですが、ゴミを全部除けて整理しないと光学ディスクに焼き込むことができないため、
職場のパソコンの空いている場所に全部ぶち込んで整理していたのですが、案の定、と言うか、ハードディスクの調子が悪くなりまして、
と言うのがサルベージアプリにサルベージさせると家のパソコンの中にあったファイルのすべての拡張子毎にフォルダが作られていて、そのフォルダの下にそれぞれ数万~数十万個のファイルが入っていて、
数百個のフォルダの中に数万個ずつファイルが入っていますので、これを暇なときに目視とファイル名でゴミかどうか判別して数千~数万個単位で削除していくのですが、
ファイルを数千個開いて数万個削除するような作業を延々と繰り返しているとハードディスクがだんだん重たくなってきて、
職場のパソコンのディスク使用率が100%のまま下がらなくなりまして、
延々とこのまま。何時間待ってもこのまま。もうこんなの「恐怖」でしかありませんが、ウイルスかと思った。
調べたらWindowsのファイルシステムがそういう仕様のようで、ファイルを大量に読み書きする用途には向かない仕組みでできているらしくて「パソコン」だからしょうがないのでしょうが、
Microsoftのアプリは昔からちょっと小難しいことをさせるとすぐ変な動きをする。
文句を言っても仕方が無いし、ディスク使用率100%のまま放置したらハードディスクはすぐ壊れます。
3時間後か3日後かわかりませんが、おそらく長くても1週間しないうちに確実に壊れると思いますので、仕事以外の予定をすべてキャンセルして全力でデータのバックアップに当たります。
ハードディスクが壊れるのとどちらが先か、
メールのデータをUSBメモリに10ギガバイト吸い出すのに30時間ぐらいかかりました。普通なら1時間もかからないはず。
朝から始めて、翌朝出勤してもまだ終わってなかった。終わったのは昼過ぎぐらいだったと思います。いやほんと、作業が終わるまでの間は家で寝ている間もハードディスクが壊れる夢をみます。
それで吸い出し終わった後はハードディスクの代わりにコレを試してみることにしました。SSD。 このサイズで2テラバイト。
マザーボードのここに挿します。
念のためヒートシンクもつけております。
これまでハードディスクは二重化していましたが、今回はバックアップをマメに取ってみるようにしてみます。SSDが高いから、というのも理由の一つですが、
これまでの経験では、どうもディスクの寿命が来る前にソフト的に壊れるっぽい。
安いSSDをバックアップ用にもう1つ買って来て、マメにそちらの方にコピーします。もちろん2台つけた「光学ディスク装置」でもバックアップします。
10ギガバイト吸い出すのに30時間かかりましたので、サルベージした6歳の娘の生まれてこれまでの写真なのですが、味噌もクソも一緒な状態で全部で170ギガバイトぐらいだったと思います、途中まで整理してありますが、計算上510時間(21日)かかるので流石に吸い出せませんでしたので、
またもう一度最初から整理しなければならないのですが、
またファイルを数千個ずつ開いて数万個ずつ消す作業をすればまたディスク使用率100%になるのではないか。
ディスクを分けてやってみますが、ダメならまたOSから入れ直します。最悪、また途中まで進めたらディスク使用率100%になってデータも吸い出せない、みたいな「無間地獄」に陥るかもです。
(アナログの話はまた次回になります)