20年以上前からパニック障害で、ふとしたことから過呼吸発作が起こるそうです。
薬で抑えることはできるようですが、治ることが無いため8年前から薬は中断しているそうです。
病院で検査をしたところ、脳の視床下部や偏桃体が刺激に対して異常な反応をしている、とのことです。
電話を掛ける、とか、何かをしなければならない場面で、過呼吸発作を起こして苦しくなる。
壁に手を衝いて背中を伸ばすと発作が軽くなる。
肋骨がカチカチで、脚はどちらかと言えば柔らかすぎる感じです。
緊張する場面で身体に力が入ると、カチカチな肋骨が更に硬くなって、
空気が入って行かなくなる感じです。
呼吸ができなくなるため、更に身体が緊張し、ますます呼吸ができなくなる。
嘘だと思われるかも知れませんが、脚を調整していくと肋骨が緩んで来ました。
4回目の調整までで、肋骨の右半分が動くようになったのですが、
5回目の調整の際に、左足の小指がまっすぐになるように調整すると
残っていた左側が緩んで来ました。
足の小指1本をまっすぐになるように調整しただけです。
そうすると、カチカチだった肋骨の左半分と、頚から頭まで緩んでくるのがわかると。
何回も繰り返しますが、足の小指1本です。
今回は、2時間かけて両足の足首から先を丁寧に調整しました。
足の指は10本あるので、1本に10分かかるとすれば100分かかります。
中足骨や、立方骨を中心とする足根骨も調整したのでだいたいそのくらいの時間になります。
足には片足で26個とか28個の骨がありますので、本気で丁寧に調整すると
片足の足首から先だけで1時間とか普通にかかるんです。
さて、次回の来院時にどうなっているか?
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