前回の続きで、
手乗り無線機ちゃんの電波を測ってみました。
0.4ワットぐらい。
出力が0.4ワットで、入力が12.3ボルトの0.03アンペアですから、掛け算すると0.369ワット。ホンマかいな。まあ入力したものが殆ど全部出てきているのは確かなようです。
で、電波のスペクトルを調べてみました。
これ凄いのが、私が高校生だった30年前と比べてパソコンがメチャクチャ進化した上に、携帯電話の普及で電波を扱う機械がメチャクチャ安くなっていて、
当時物理準備室に1台だけ置いてあった車が買えるような値段のオシロスコープよりメチャクチャ進化したものが「大人の小遣い」程度の金額で買えちゃいました。
これは凄いと思います。というか、測定器が安くなっちゃったので趣味でやってるようなおもちゃの無線機でもちゃんと計測してから申請しないと免許が下りない仕組みになってるっぽいです。
携帯電話もですが、コードレス電話とか無線LANとかWi-Fiとか電波を出す機械が30年前と比べてメチャクチャ増えていますので、「不要な電波」に関しては国際的にかなり五月蝿くなってきているようです。
↓受信中。
↓送信中
この赤く四角で囲んだところが、出て欲しい電波です。
水色の四角のところは出て欲しくない。あと、左の赤い矢印のところなのですが、電波を出すと出さない時と比べて全体的にこれだけ上に盛り上がります。
良いのかこれ?
あと、「倍音」が出ます。
倍音というか、音では無くて電気信号なので「高調波」ですが、ちなみに英語では高調波のことをharmonic(ハーモニック)と言うそうです。音の響きは音楽用語っぽくてキレイですが、まあ音で言う倍音と一緒です。
仕組み上必ず出るものですので、この「倍音」は消さなければならない。
これはインターネットで調べて、消す回路をみつけましたので、それを試してみます。
要はフィルターを噛ますのですが、7と14で大きさが倍違うので出口にザルを噛ませば網目に引っかかりますのでおそらく取り除けると思うのですが、
というか上の水色の四角の部分をどうするか、サイズが近いわけですからザルを噛ますにしても選り分けるのが大変そうで、
こっちのほうが大変そうです。
そもそもこの水色のところ、消す必要があるのかどうか。まずそこから調べないとならない。消さなくても良ければそれが一番ラッキーです。
あと、来月6歳になる娘が「あいどる」になりたいそうです。
じゃあ頑張ってピアノの練習しようかと言うと嫌だと言ってました。