本業とは全く関係ないのですが、先日受けてきた試験に合格しまして、
危険物取扱者
甲種
なぜ甲種を受験したのかと、資格と試験の概略については以前書いた通りで、
25年前、学生時代にテキストを読んでいて受かる気がしなくて断念していたのですが、
コロナ禍で暇になったので勉強して、せっかく勉強したので受けて来たと、それだけの理由です。1ヶ月ほど店を閉めていましたので。
寧ろ試験が実施されるのか、そっちのほうが心配でした。
前回の試験はちょうど3月頭にありましたので、高校生が物凄くたくさん居て、その中に紛れる感じで試験を受けたのですが、
コロナの影響なのか、時期的に6月なので授業の進み具合の影響なのかは不明ですが、今回は高校生は殆ど見ませんでした。全体的な人数も体感的に3月の1/4ぐらいでしょうか。同じ会場で3月の時は廊下がギチギチでしたので、人数的にはかなりスカスカな印象でした。
試験はマスク着用で、窓も扉も全開で行われました。ちょうど暑くも寒くも無い季節に受験できて良かったです。
甲種を受験する人の雰囲気ですが、おそらく化学系の大学生か、もう少し歳が上だとしても薬剤師さんとか化学系の人だと思います。
同室の人達はそんな雰囲気でした。
試験の内容は、私が本屋で買ったテキストの内容とは結構違っていたように思います。危険物取扱者の試験は問題が公表されていなくて、問題も持ち帰り不可なんです。
問題用紙も机の上に貼ってある自分の受験番号の座席シールを剥がして貼り付けた上で解答用紙と一緒に提出することになっています。
問題非公表なので、どうやら何人かで手分けして問題を記憶して帰って、その記憶をベースにテキストを作っているらしいのですが、随分と問題の雰囲気が違いました。表を丸暗記していたら解けるような問題は寧ろ少なくて、表の内容を元に頭を使って考えたら確かにこれかなみたいな、考えないと解けない問題が多かったように思います。
それから危険物の試験で重曹(炭酸水素ナトリウム)の問題が出るとは思っていなくて、重曹って燃えもしないし他のものを燃やす働きも無いし、いま調べたら寧ろ消火器の中に入れる消火剤になるぐらいの物質のようなのですが、
確かに化学をやっている人には常識的なことなのかも知れませんが、うはーなんじゃそれみたいな、
それで試験が始まって退出可能時刻30分でキレて帰る人とか、あれは絶対そうだと思います。普通に問題は無視してマークシートを全部塗りつぶすだけで20分ぐらいは掛かると思いますので、見た瞬間に問題が全部解けるレベルで超余裕だったか、キレて帰ったか、どっちかだと思います。
残りのまだ粘っている受験生はうはーとかうへーとか変な声にならないため息を上げていて、私もそうしたのですが、終了30分前に私もキレそうになって耐えきれなくなって会場から脱出しました。
なので問題も置いて帰るため自己採点ができなくて、発表があるまで自分が合格しているかどうかが分からなくて往生しておりましたが、合格していて良かったです。
受かったらこっちのもんです。
追伸:結構キツかったです。
娘が書いたドーナツと紫芋アイスを美味しい美味しいと言って食べているくまちゃんの絵です。