本業とは全く関係ないのですが、先日受けてきた試験に合格しまして、
危険物取扱者
乙種第2類
なぜ2類か。扱う物品の数が少なく比較的勉強する範囲が狭いと読んだからです。
「危険物」とは、あの危険物です。
ここで急がれる方は3つ下の段落へ進んでください。
ガソリンスタンドで扱うガソリンとか軽油とか、あとは理科の実験で火を付けて燃やしたことがあると思いますが、金属のカリウムとかナトリウムとか、後は火薬とか、燃えると消火が困難なもので、消防署が管轄している物品です。
危険物の免許は甲・乙・丙の3種類あって、甲は1個取れば危険物なら全部OKです。乙は6区分に別れていて、モノの性質に依って区分けされています。乙を1個ずつ6回受験して1から6まで全部取れば甲と(ほぼ)同じになります。丙は(凄く大まかに言うと)ガソリンスタンド限定免許(ただ責任者にはなれない)です。
ガソリンや軽油や灯油やアルコールなど、燃える液体はすべて乙種第4類に当たりますので、ほとんどの人はこれを取ります。
2類は「可燃性の固体」で、列挙しますと、
- 硫化りん
- 赤りん
- 硫黄
- 鉄粉
- 鉄粉以外の金属粉(アルミ・亜鉛・マグネシウム)
- 固形のアルコールやゴムのりやシンナーが入ったようなパテ
以上6種類。
詳しく無いので分かりませんが、赤りんはマッチ工場とか、鉄粉は使い捨てカイロの工場とかなら原料として必ず使うと思いますので、こういうところでは必須の免許と思います。
で、なぜ乙種第2類を取ったのか。
学生時代に甲種に挑戦して、テキストを見ているうちに受かる気がしなくなって諦めていたのです。
25年振りにいっちょリベンジしてやるかと。で、いきなり甲種を受けるのは怖いので乙種の1個で感触を掴んでみることにしたのです。
1個ずつ乙種を受けていれば甲種も受かるやろと。
が、勉強しているうちに6回も試験を受けるのはダルくなってきました。
甲種のテキストに模擬試験がついていて、解いてみたらなんか行けそうな感じがするのです。
物品の性状は6回分全部1回で頭に入れる必要がありますが、 法律の範囲は甲も乙もほとんど変わりませんので。
学生時代に敵前逃亡せずに受けておけば良かった。
そのような感じで、甲種を1回取っちゃえば乙種の範囲は全部甲種に含まれちゃいますので、
この合格証書は保険で取っておいて、次回の甲種の試験を受けて来ようと思っています。