左脚に強い痺れがありますが、お仕事が忙しいこともあり
4年前から時間をみつけては来院いただいているような状況です。
腰は昔から悪かったそうで、椎間板ヘルニアの手術も受けられていますが、
痺れが取れない。
椎間板ヘルニアの手術は難しいようで、発症5年後の状況について統計を取ると
手術はしてもしなくても痛みかたに違いが無い、とも言われています。
椎間板ヘルニアの手術をしても、数年後には残念ながら再発することも多いようです。
勿論、強い感覚障害・運動障害や、排尿障害が起きている場合は手術で神経への圧迫を
早急に取り去る必要がありますが、そうでなければ様子をみるのも方法の1つと思います。
椎間板ヘルニアとは、椎体と椎体の間にあるクッションである椎間板の一部が
何らかの圧迫を受けて本来あるべき場所からはみ出る(ヘルニアする)ことな訳ですが、
(鼠蹊部から内臓が出れば鼠径ヘルニアで、脳が脳幹のほうに出てくれば脳ヘルニア)
何が問題かといえば、その圧迫によりはみ出した椎間板が、神経に当たって
痛みや神経症状が出る事なのですが、
カチカチになっている背中の筋肉が緩んで、脊椎への上下方向の圧力がなくなれば
痺れは収まるのですが、骨盤の歪みが大きいため緩んでいかない状況です。
骨盤の変形により坐骨が普通よりかなり内側にめり込んでいますので、
これを少しずつ開いて背中の筋肉を緩めていく予定です。
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