岩国市F様:パニック障害の整体7

さて、前回の続きですが、

 

家に帰るまでは調子が良かったそうですが、

右足を衝くと踵に痛みが出るようになったそうです。

 

右足を衝くと左の肩甲骨の内側に張りが出て、

 

ここが起点となってパニック発作が起きるようです。

 

確かに、前回足の指先の調整はしっかり行ったのですが、

踵は盲点でした。

 

踵を念頭に、足首のアライメントを整えたところ、

踏めるようにはなりました。

 

指先は前回の調整時より緩んで柔らかくなってきた様子。

ただ、少し皮膚の血色が良くない感じです。

 

もう少し血行が良くなれば理想的です。

 

 

 

念のため、もう1度左足の小指を調整したところ、

全身に痺れが出て、発作が起きてしまいました。

 

指先はさすがに少しやりすぎになっているようです。

 

左肩甲骨の内側あたりを擦って緩めているうちに落ち着いてきたようですが、

この部位は膨らんでいて、かなり硬くなっています。

 

現状、左足の小指と肩甲骨の内側がスイッチになっていて、

そこに刺激が加わるとパニック発作回路が動き始めるようです。

 

ただ、発作は起こるが、閾値は上がってきている様子です。

ここに来ると楽になりそうな感じはするので、座っていることができる。

 

でなければ駐車場の車まで走って帰らないとならない。

 

 

 

スイッチが働かなくなるように、慎重に調整が必要です。

側臥位で腓骨を調整すると背中が緩む感じなので、

その辺りを調整する必要があります。

 

前回、前々回と足の指を主に調整していて、今回は腓骨に来ているようなので、

調整する場所がだんだん上に上がって行くのではないかと思います。

 

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廿日市市T様:頚・肩・背中・腰の痛みの整体1

ネットでご覧になり新規に来院されました。

 

頚から肩、背中にかけて1年以上前から痛みが出る、とのことです。

左もあるが特に右側。

腰は昔から痛い。脚のほうに痺れは無い、とのこと。

 

パッと見たところ、右肩が左に比べて下がっている様子でした。

棘突起から肩峰までの距離が右のほうが長い。ということは肩甲骨が

下に落ちている、ということです。

 

こうなると揉んでも治らないと思います。

肩を上げて、肩甲骨を中に入れる必要がある。

 

たいていは骨盤が肩甲骨を下に引っ張っているので、

骨盤から調整する必要があります。

 

まあ、左も決して良くはない訳ですが、右のほうが特に良くない。

骨盤の形が左右非対称になっています。

 

ずっと下がっていくと、ふくらはぎが硬い。下腿の脛骨と腓骨の

バランスが悪いようです。

 

この辺りを調整することで骨盤の形が整ってきました。

 

 

 

とりあえず痛みや重さは取れたようですが、

1回1万円の整体を検討する、ということはかなり重めな可能性があります。

 

様子をみて、違和感が出るようであればまたお越しいただくよう

お伝えしました。

 

絞めない、揉まないを徹底して、

整った骨盤の形が維持できれば楽な状態が維持できると思います。

 

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シベリア鉄道とスパ羅漢といろいろやらかしている話

このところ朝晩が急に涼しくなってきましたが、

いかがお過ごしでしょうか?

個人的に雪が見たくなりましたので、少し涼しいやつを貼っておきます。

これからまた冬が来るのでしょうか。

 

シベリア鉄道は戦前まで北東アジア-ヨーロッパの最速ルートだったのだそうです。

 

しかしこの動画の電車はスウェーデン国鉄のものだそうです。

シベリア鉄道の撮影許可が降りなかったのか?

 

この曲が書かれた頃はシベリアってバリバリの「ソ連」ですよね。

普通の旅行者が普通に入れたのでしょうか?

 

 

火曜日の休みに、スパ羅漢に行ってきました。

地元で生まれ育ったからなのか、ここのお湯が私の肌に

一番合う感じがしますので、時々入りに来ます。

 

途中で少し雨が降ったりして、全裸で露天に出ると肌寒い感じがしました。

夏も終わったのだなと、そんな気持ちです。

 

 

娘が、今月で1歳2ヶ月になるのですが、

つかまり立ちはできるようになってきたようです。

 

立って歩くと両手が空くのは良いのですが、

いろいろやらかします。

 

 

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岩国市F様:パニック障害の整体6

20年以上前からパニック障害で、ふとしたことから過呼吸発作が起こるそうです。

薬で抑えることはできるようですが、治ることが無いため8年前から薬は中断しているそうです。

 

病院で検査をしたところ、脳の視床下部や偏桃体が刺激に対して異常な反応をしている、とのことです。

電話を掛ける、とか、何かをしなければならない場面で、過呼吸発作を起こして苦しくなる。

 

壁に手を衝いて背中を伸ばすと発作が軽くなる。

 

 

 

肋骨がカチカチで、脚はどちらかと言えば柔らかすぎる感じです。

緊張する場面で身体に力が入ると、カチカチな肋骨が更に硬くなって、

空気が入って行かなくなる感じです。

 

呼吸ができなくなるため、更に身体が緊張し、ますます呼吸ができなくなる。

 

 

 

嘘だと思われるかも知れませんが、脚を調整していくと肋骨が緩んで来ました。

 

4回目の調整までで、肋骨の右半分が動くようになったのですが、

5回目の調整の際に、左足の小指がまっすぐになるように調整すると

残っていた左側が緩んで来ました。

 

足の小指1本をまっすぐになるように調整しただけです。

 

そうすると、カチカチだった肋骨の左半分と、頚から頭まで緩んでくるのがわかると。

何回も繰り返しますが、足の小指1本です。

 

今回は、2時間かけて両足の足首から先を丁寧に調整しました。

足の指は10本あるので、1本に10分かかるとすれば100分かかります。

 

中足骨や、立方骨を中心とする足根骨も調整したのでだいたいそのくらいの時間になります。

 

足には片足で26個とか28個の骨がありますので、本気で丁寧に調整すると

片足の足首から先だけで1時間とか普通にかかるんです。

 

さて、次回の来院時にどうなっているか?

 

 

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広島市安佐南区T様:脚の痺れの整体16

左脚に強い痺れがありますが、お仕事が忙しいこともあり

4年前から時間をみつけては来院いただいているような状況です。

 

腰は昔から悪かったそうで、椎間板ヘルニアの手術も受けられていますが、

痺れが取れない。

 

 

 

椎間板ヘルニアの手術は難しいようで、発症5年後の状況について統計を取ると

手術はしてもしなくても痛みかたに違いが無い、とも言われています。

 

椎間板ヘルニアの手術をしても、数年後には残念ながら再発することも多いようです。

 

勿論、強い感覚障害・運動障害や、排尿障害が起きている場合は手術で神経への圧迫を

早急に取り去る必要がありますが、そうでなければ様子をみるのも方法の1つと思います。

 

椎間板ヘルニアとは、椎体と椎体の間にあるクッションである椎間板の一部が

何らかの圧迫を受けて本来あるべき場所からはみ出る(ヘルニアする)ことな訳ですが、

(鼠蹊部から内臓が出れば鼠径ヘルニアで、脳が脳幹のほうに出てくれば脳ヘルニア)

 

何が問題かといえば、その圧迫によりはみ出した椎間板が、神経に当たって

痛みや神経症状が出る事なのですが、

 

カチカチになっている背中の筋肉が緩んで、脊椎への上下方向の圧力がなくなれば

痺れは収まるのですが、骨盤の歪みが大きいため緩んでいかない状況です。

 

骨盤の変形により坐骨が普通よりかなり内側にめり込んでいますので、

これを少しずつ開いて背中の筋肉を緩めていく予定です。

 

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