3年で辞めた若者はどこへ行ったのか

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか(Amazon.co.jp)

開業の準備をする必要がなくなったので、
今日はブログのスキンを変えた後で、本を読んでいました。

Amazonで買って、読む暇が無くて放ってあったのですが、
タイトルからてっきりニートの本だと思っていたのですが、
違いました。

サブタイトルに「アウトサイダーの時代」、と題してあり、
平成的な生き方とは何なのか、ということを実例を挙げながら
書いてあります。

どうやら、「若者」は、性根が足りないから3年で辞めたのではなく、
会社に愛想を尽かして辞めていったようです。

そして外資系に行ったり、僧侶になったり、NPOを立ち上げたり、
そういうことらしいです。

で、まだ100ページぐらい読み残しているのですが、

う~ん。
東大卒の筆者から見た世界観に見えます。

根性だったり、事務処理能力だったり、論理的思考力だったり、
まあ何らかの能力が人より優れている人が東大に入学できて、
卒業できるわけですが、

そういう人から見たら、こう見えるんだなあ、という感想です。

外資系に行ったから金が稼げるのかと言えばそういうわけではなく、
それなりに働くから金が稼げるわけです。

早いうちからそういうポジションに着ける特典はあるかも知れませんが、
30歳でも60歳でも、重要なポジションに就いたらそれはしんどいことには
変わりはないと思うのですが。

そりやぁMBAなんか取っちゃう人は会社なんか辞めちゃうだろうし、
サラリーマンから小説家になった例を出されても、一般人は困惑してしまいます。
そしてそんな話は今に始まったことではないでしょう。

国家公務員I種試験の志願倍率は下がっているかも知れませんが、
市町村初級クラスの倍率はどうなんでしょうね。

ふんふんなるほどと思えることも書いてありますので、
まあ、読んでみてください。