パンツのゴムの話。

「パンツ」がズボンのことか下着のことか、
その両方であるのですが、

前回(http://www.hatsukaichi.tonton.asia/weblog/archives/6275)の続きです。

この時期流石に暑いので、就寝用のズボンを半ズボンに新調したのですが、
普段からゆるゆる生活に慣れていますので、新しいズボンを穿くと腰が痛くなりました。

腰いてーなと思いながらも履き続けていると痔が悪くなってしまいまして、

このズボンなんですが(柄は嫁チョイスです。私の趣味では無いです)、

一応、LLなのですが、2つ折りにしてメジャーで計ると40センチ。
周径で言えば80センチになります。

調べてみたところ、メンズのLLはウエスト82~90センチの人が対象らしいんです。

周径が80センチですから、2センチから10センチほどゴムを引き伸ばして
穿くように設計されています。

でこれが、最近の衣類はゴムの性能が良くなっていまして、
少々洗ったぐらいではくたびれない。

現代の日本人は、こないだ2歳になった娘がそうなのですが、
生まれ出た瞬間からパンツ(と言うか紙オムツですが)を穿いていますので、
ウエストを締めていても気が付かない方が多いのですが、

10センチもゴムを引き伸ばして穿けば腰を痛めるんです(痔も悪くなる)。

で、前回の骨盤の「反り」
あれを叩いて出さなければならなくなる。

普段からゆるゆる生活をしていて、たまに締めると
このゴムが身体にかなりのストレスを与えていることが解るんです。

で、どうするか。

この秘密兵器を使います。ハサミでも良いのですが、
家庭科の時間に使ったアレです。

ゴムを縦に切ります。
腸骨にゴムが当たらないように切りたいので、
腹の正面を12時とすると、だいたい10時と2時の方向の2ヶ所になります。

切ったら秘密兵器でゴムをズボンに固定している糸を切って行きます。
目安は、ズボンを穿いて座った状態で、ウエストのゴムの所に指を入れて
指が締まる感じがしない程度まで。

ズボンがズレるかどうか殆どギリギリの所になりますが、
私が中学生の頃のズボンのゴムってそのぐらいの強さのものでした。

ジャージにはゴムの他に紐も通してあって、紐で脱げないように調整していました。

そのほうが健康的です。身体をゴムで締める野生の動物は居ない訳ですから、
そもそもヒトの身体はゴムで締めても大丈夫なようには進化していません。

締めているといずれは腰が痛くなりますし、気づかないうちに痔が悪くなります。
便秘も頻尿も月経不順もPMSもこれで起こり得ます。

最後は洗濯してもゴムがほつれないようにかがっておけば完璧です。
ミシンがあればミシンでガーッと行っても良いのだろうと思います。

写真に撮るので今回は縫ってみましたが、

普段はゴムは全部剥がして洗濯ばさみで止めてます。

私が針仕事なんかをするのは中学生の時以来のことで、
縫い方は適当なのですが、まつり縫いでも良かったのかも知れない。

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