6×8は正解でも8×6はバッテン? あるいは算数のガラパゴス性
http://getnews.jp/archives/162166
8人にペンをあげます。1人に6本ずつあげるには、ぜんぶで何本いるでしょうか。
8×6=48 48本。
この答案だとバツだそうです。
かけ算の式は「一つ分の数」×「いくつ分」の順に書く約束になっているので、
問題文から正しく読み取って、その通りに式をかけるようにしましょう。
小学校では、式の意味を理解することが大切なので、このような約束があります。
6×8=48 48本
でないとマルがもらえないそうです。
http://youtu.be/IiblO-lQFT8
デタラメとまでは言いませんが。
8人にn本ずつペンを配る場合は8n本必要だと思うのですが、
n8本とは記述しません。
中学に入って代数が出てきたら頭が混乱すると思います。
大学に入って行列の掛け算をやるまで右から掛けるか左から掛けるかは
意識しなくて良いと思うのですが。
そもそも、式の立て方で言うなら、
6+6+6+6+6+6+6+6=48
でも式の立て方と意味としては数学的に正しいので、掛け算の概念を
理解していないことが明白でもマルにしなければならないと思います。
マルにするんでしょうか。
人の算数の心配はどうでも良いのですが、
2005年に必修問題が出題されるようになってから全部の過去問の
必修問題だけ解いてみました。
年度別の間違えた問題の番号です。
6問以上間違えると不合格。
私がもし第15回(2007年)の受験生だったら7問間違えていますので
不合格です。
よかったこの年の受験生でなくて。
明日はセンター試験2日目の裏で模擬テストです。
http://youtu.be/NNouWAmKG-U
学校の試験なんかは本質的には上の算数の問題と変わりませんです。
おっさんになると特にそう思いますがやらんと仕方がない。