締めるな危険の話。

加圧スパッツ、健康上のトラブル相次ぐ
国民生活センターが注意喚起
http://moneyzine.jp/article/detail/195948

以下抜粋しますが、(色は私がつけました)
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独立行政法人国民生活センターは14日、「加圧を利用したスパッツの使い方に注意!」という報告書を発表した。

近年、衣服を着用した時に体に加わる圧力を利用し、「脚スッキリ」や「筋肉のサポートを高め、疲労感を軽減」など、脚の引き締めや運動効率の向上などの効果をうたった下半身用の衣類が、市場で多く見受けられるようになった。

 加圧式のスパッツを着用した人々から寄せられた苦情として、「商品を履いて1日中草むしりをしたところ、腓骨神経麻痺となった。症状が出た翌日から1ヵ月通院し、注射や低周波治療を受けたが、半年経っても足首に力が入らない」「テレビショッピングで商品を購入した。自分の普段着用しているサイズを注文したが合わない」「『やせる、筋肉が強くなる』という商品を購入し、1日履いてみたが、きつくて脚がつったり吐き気がしてきたので着用を止めた」などが紹介されている。

同センターは、加圧を利用したスパッツは、部位によって医療用の弾性ストッキングと同等以上の衣服圧のものがあり、特に「しゃがむ」姿勢をしたときに膝やふくらはぎの衣服圧が高くなり、加圧を利用したスパッツを着用することで静脈血が停滞しやすくなる可能性があると指摘。同じ姿勢を続けない等、使い方への注意を呼び掛けている。
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血圧より高い圧力で締めると血流は止まってしまうことは簡単にお解り
いただけると思います。血圧を測る時に腕に巻くあれです。

スパッツがあれ以上に締めるとは思えませんので、そこまで強い
圧力でなくても、締めたら締めた分だけ血管を押しつぶします。

そうするとまず1つは、心臓に負荷がかかります。
普通の状態より強い圧力をかけないと血液が正常に流れない。

続いて、脚がつったり吐き気がするのは血流不足の証拠です。
寝起きに準備体操もせずに走ると特に寒い時には足がつったりしますが、
筋肉の中に溜まった老廃物が排出されないため、筋肉が誤動作します。

そしてある時急に血液が回り始めるので、老廃物が一気に全身を駆け巡るので
気分が悪くなります。

それから神経は圧迫に弱いです。
学校で骨折の処置のためにギプスや包帯を巻いたりする実習をしますが、
実技試験の際に適切な場所に圧迫防止措置を取らないと減点対象です。

スパッツに限らず、下半身を覆うズボンの類は座ると圧力が増します。
股関節膝関節を屈曲すると物理的にそうなります。

ストローを曲げた時と同様に断面が円に近かった大腿下腿が横に
広がりますので、楕円になります。
面積が同じなら周径は真円が最小です。楕円になるとその周径は
大きくなります。そうするとスパッツやズボンの周径はそれほど変わりませんから、
相対的にきつくなる。

ズボンは立っているときはブカブカでも、座るときつくなるんです。

中間試験のため、普段はしもしない勉強を長時間机に座って
毎日続けているとギックリ腰になってしまいました。

ズボンと言う物は立った時のシルエットを念頭に作られていますから、
座った時のことはあまり考えられていません。
ジーンズだとそれが顕著に出ます。

昨日はTOY-mama先生に腰を調整して貰ってから忘年会に行きました。
今日は仕事が終わってからズボンを買いに行きました。

何回も脱いだり履いたりするのが面倒だったので、ウエストサイズが
店で一番大きい物にしました。履いたまま立っているとストンと落ちる
ぐらいですが、座ると丁度よい。

普段から腰を締めないようにサスペンダーを使っていますので、
ウエストのサイズはどうでも良いのです。男の子はズボンの前を
開けたまま外を歩くと捕まるかも知れないのでこうします。

来週末に受験認定試験があります。
これに落ちると国家試験を受けさせて貰えませんになりますので、
もうひと踏ん張りします。

皆様も腰にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

締めるな危険の話。」への3件のフィードバック

  1. やはり締め付けは体によくないですね!
    腰をいたわりながら勉強頑張ってくださいね。
    お大事に

  2. どれだけ机に座って字を書いていても肩が一切凝りません。
    私の現役学生時代にはありえなかったことです。

    トントン骨調整法に感謝です。

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