ぎっくり腰は手で触ると悪化します。

年末年始にかけて普段と違う生活をすることが多いためか、 
1月は腰が悪いお客様が多かったです。 

ぎっくり腰になりそう、と来院されたお客様の話ですが、 

 

この赤い丸で囲んだあたりが痛むようで、背中を動かさないようすり足で入って来られました。 

当院では脚から調整していくことが多いので、手順通りに脚から調整していきましたが、 
どうもスッキリ痛みが取れないんです。 

もしやと思って、丸で囲んだ部分を叩いて外へ広げるように調整したところ、 
痛みが取れました。 

 

同じ部位を斜め上から見た写真です。 
骨盤の骨、業界用語で言う「寛骨」にあたる骨ですが、 

これだけの厚みがある骨なのですが、 
手でギューギュー押していると内側に向かって変形していくのです。 

腰に違和感があると気になるので、知らないうちに触っています。 
毎日何十回も触っていると骨は変形していきます。 

そうするともっと気になるのでもっと触る。更に気になる。そんな悪循環に陥ります。 

最後には木の棒とか、テニスボールみたいな硬いものの上に寝転んで、体重をかけて 
更に押し込むことになります。 

もちろん、この部位を中に入れたほうが良い人も居るには居るのですが、 
出したほうが良い場合がほとんどです。 

自分で中に押し込んだら、自分では出せなくなります。 
触れば触るほど痛みがひどくなりますので、ご注意願います。 

もしまた違和感が出てくるようならご来院いただくようお伝えしていますが、 

締めない・揉まない 
これを徹底することで、ぎっくり腰にならない身体が維持します。 

 
 

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