廿日市からだと、高速道路で4時間ぐらいかかるでしょうか。
しっかり遠出した気になりますし、ちょうど飽きて来た頃に着くので、
私にはちょうど良い距離です。
それで、蛍です。
私が持っている普通のデジタルカメラでは蛍の光は映りませんので、
捕まえた人がいたので撮らせてもらいました。
多分、ヒメボタルです(翌日、プロに確認しましたので)。
川の向かい側に散らばっている40~50匹が、ゆっくり飛びながら、
一斉に1.5秒周期ぐらいで光ったり消えたりします。
こういう光り方はヒメボタルだそうで、関東と関西では光る周期が
違うそうです(関西のほうがせっかち)。
私が見たのはせっかちのほうだったようですが、
良い感じでした。
ただ、おじさんたちと見るものではないなと。
テレビのカメラでも、多分きれいに写らないのでは
ないかと思います。蛍の光は肉眼で見るのが最高であります。
で、そのあと、創部50周年記念事業の記念誌の打ち合わせみたいなもの。
創部当時のメンバーは、50年前に19~20歳ぐらいだった人たちなので、
だいぶ昔に定年を迎えた人も多く、金もあるし暇もあります。
酒を飲みながら議論をすると、みんな違うことを言うので
そこがまた勉強になります。
ところで、私が忘れた頃にここに来るのは、理由があります。
ここで眠ると、ものすごく寝覚めが良いのです。
今朝も朝の5時半に、パッチリと目が覚めました。
ものすごく爽快。
私は寝つきも寝覚めも悪いほうなので、
時間と金をかけてここに来る価値があります。
今まで理由がわからなかったのですが、
これのためではないかと。
建物の近くのちょうど良い場所にこれがあり、
寝ているとせせらぎの音がちょうど良い感じで聞こえてくるのです。
動画(2MB)
翌朝、近くでオオサンショウウオの生態の研究をされている方が
いらっしゃるのですが、創部50周年記念パーティーで公演して
いただくことになりましたので、打ち合わせを兼ねて寄ってみました。
この日はアポなしの訪問であったにもかかわらず、快く受け入れて下さり、
蛍の話、モリアオガエルの話、もちろんオオサンショウウオの話、
施設の見学までさせていただきました。
オオサンショウウオは日本固有の両生類で、両生類としては
世界最大の大きさになるそうです。
岐阜県以西に生息し、中国山地にも広く分布しています。
興味のある方はこちらのニュースをご覧ください
素人を飽きさせず、2時間場を持たせるこの話術、
何度聞いても勉強になります。
そしてその足で温泉に入ります。
湯上りに扇風機に当たりすぎて、帰り道でくしゃみ鼻水咳まで出てきたので、
サービスエリアの日なたにある熱くなったコンクリートのベンチに泣く泣く横になります。
まー暑い。でもこうしておかないと明日やばいことになるはず。
汗をたっぷりかいたらよい感じになりましたので、
明日からまた頑張ります。