パソコンのデータが飛んだ話と通学路の話。

もう「恐怖」でしかありませんが、

自宅のパソコンの調子が随分前から悪くて、時間も無いので放ったらかしにしていたのですが、先日久しぶりに電源を入れるとOSが立ち上がらなくなっていて、

この時点でハードディスクを取り出して職場のパソコンでデータを吸い出せばよかったのですが、

まあ大丈夫だろうと。OSを再インストールして、

一応立ち上がったので、机の周りを整理して、パソコンの電源ケーブルをコンセントに挿し直したのですが、

壁のコンセントに挿し直した瞬間にコンセントの中で「パチッ」と火花が出て、

もう嫌な予感しかしませんが、

パソコンの電源を入れても音はしますが最初の起動画面も一切出なくなって、この電撃で自宅のパソコンのマザーボードが壊れたようです。

マザーボードは交換することにして、蓋を開けてハードディスクを取り出して職場のパソコンに繋いだのですが、

「無い」

最悪なことに「中身が(中途半端にしか)無い。」

今年で6歳の娘が生まれたときから今までの写真が全く見当たらないことに途中で気がついてよかった。

考えてみたら、平成25年生まれの娘は生まれた時から「フィルムカメラで撮った写真」というものが存在しないのです。

写真も動画もすべて「パソコン」に入っています。

ネットでデータ修復ソフトを探して15時間掛けて「サルベージ」しましたが、戻せたのは9割程度だと思います。おそらく1割程度のデータは死んでしまいました。

ハードディスクもUSBメモリも、今流行りのSSDも、スマホに挿してあるSDカードも、

仕組みとしては「そろばんの玉を上にやったり下にやったりしてあるだけ」ですので、

めっちゃ怖いですよ?

そろばんを揺さぶったらそろばんに入れてある数字が全部消えるのと同じで、

ちょっとした衝撃で消えるときは全部消えます。

で、部分的に残ることがあるからまた嫌らしい。大事なデータが消えたことに気が付かなかったらそれでアウト。

死ぬかと思った。

銀行とか、ネットゲームの会社もですが、データが飛んだら会社が潰れますので、データが飛ばないように物凄いカネが掛けてあります。

個人ではそこまで出来ませんので、

現状、バックアップを取るにはDVD-Rに焼き込むのが一番マシと思います。少なくとも電撃や磁気には強い。少々落としても踏んでも壊れない。

ただこれも「マトモな機械」で「マトモに焼き込んだ」場合だけで、焼き込んだ面を長時間日に当てたり、車の中とか高温になる場所に放置すると危ないです。

DVD-Rには5ギガバイトぐらいしか入りませんので、割ともうホームビデオで撮った運動会や発表会の高画質な動画とかは飛んだら飛んだで諦めるしか無い。

電気屋さんで売っているちゃんとしたメーカーのUSBメモリを、違うメーカーものを複数買って来て、それぞれに同じものを書き込んで別々の場所で保管しておくぐらいが妥当なところでしょうか。

これと、高画質の動画は飛んだら諦めるとして写真だけはDVD-Rにこまめに焼きこんで保存して置こうと思います。

写真が無いと娘の結婚式の時に小さい頃の写真が一切ない、みたいなことになってお父さん一生恨まれます。

危なかった。

USBメモリはあまり安いのはダメです。2テラバイトで2000円ぐらいのUSBメモリがネット通販であるのですが、これを2本買って娘の写真は別々にバックアップしていたのですが、確認したら両方とも中身が消えていました。

上のサルベージソフトでも読めなかった。

ハードディスクも2重化していて、パソコンの中に入れてある2台のハードディスクに同じ内容を2つ書き込むような設定にしてあるのですが、

両方確認しましたが両方とも同じようにデータが壊れていました。

大事な写真はバックアップを取った上で、カメラ屋さんのプリント機で印刷してアルバムに貼っておくのが一番良いのかもしれない。

自戒と注意喚起のために書いておきます。

娘が4月から小学生ですので、休日に一緒に学校まで通学路を歩いてみました。

ゴミ置き場の看板ですが、「廿日市『町』公衆衛生推進協議会」とあります。

佐伯郡廿日市町が単独で市制移行して廿日市市になったのは1988年(昭和63年)4月1日ですので、今年が2022年ですから34年前になりますか?

私が14歳の中学生だった頃の話で、

この看板は34年以上、ここで日晒し雨晒しだったわけですが、昔の看板ってめちゃくちゃ強いと思います。

娘が歩くのは私が歩いた通学路と同じ道なのですが、

この看板はもしかしたら私が小学生の頃に見ていた看板なのかもしれない。

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