今はやりのアレについてですが、いま知っておいて頂きたいこと。
いま確実に言えることだけ3つほど書いて行きます。
1.マスクの鼻のところは曲げてください
街に出るとこのタイプのマスクをされている方で、この丸を付けたところが浮いている方が多くいらっしゃいます。

ここに隙間があるとマスクを通さずに空気を出し入れしていることになりますので、それだけマスクの効果が減っています。
呼吸をするたびにメガネが曇る方は、ここが開いています。
ここを曲げなくて良いぐらいに鼻が低い方は、私が整体の修行を始めてから14年目になりますが、本当の赤ちゃんぐらいです。
この記事をご覧になった方で、まだ曲げていないかたは10秒でできますのでいま曲げてくださいませ。明日になったら忘れていると思います。
移動中の電車の中で読んでいるかたでも今やってくださいませ。ここがスポスポだと本当にそれぐらいマスクの効果が減っていますので。
そしてあなたが電車の中でやることで、周りの(物凄いカンの良い)かたも(家で)やると思います。
半分に折る

ご自身の鼻の高さに合わせて広げる

顔に当てたらしっかり指で均してフィットさせる。
あと、プリーツはしっかり開いてくださいませ。時々開かずに付けておられる方があります。マスクは顔にフィットさせてナンボです。
マスクの規格でN90とかN95とかありますが、これはアメリカの防塵用マスクの規格で、 Nは耐油性が無いことを示していて95は0.3µmの試験用粒子を95% 捕集できる性能、という意味だそうです。
当然粉塵を含んだ空気をフィルターに通した時の性能ですので、隙間が開いていると効果は減ります。
そして一応、マスクには裏と表があるようです。ゴミが溜まらないようにプリーツの凸が下向きになる面が表側だそうです。

プリーツをしっかり開いていれば問題ないことではありますが一応。
2.空調について
少し前にも書きましたが、窓を開けて換気をしていないと他の何をやっていても効果が薄いです。キッチンの換気扇を最強にして、横の食卓でタバコを吸ってみると分かります。
換気扇から少し離れると面白いぐらいに吸いませんから。
タバコが家に無い方は線香で試してみてください。
それで、先程のN90とかN95等のマスクの規格の件で、
粉塵を100%カットするわけでは無いです。 N95 とか付けているとかなり呼吸が苦しいくらいにフィルターの目が詰まっているそうですが、それでも5%は粉塵を通すわけです。
屋外から風を入れてウイルス濃度を下げなければマスクをしていても感染します。というか、しました(インフルですが)。
空気中にウイルスが大量に居ればアクアラングか宇宙服でも付けていない限りは呼吸とともに入ってくると思います。それでそのまま海に入って暫く泳いで来てから脱げば完璧ですが無理ですので。
空気清浄機を部屋に20個付けるつもりなら止めませんが、窓を2ヶ所全開にして風を通したほうが早いです。確実に言えることは花粉は室外のほうが濃いがウイルスは室内のほうが濃い。
アルコールのスプレーも同様です。それで壁を拭くとかドアノブを拭くなら話は別ですが、室内の空中にスプレーするのなら窓を全開にしたほうが早くて確実です。
今度の休みに電気屋さんに空気清浄機を買いに行く予定なら、ホームセンターに行って網戸を直したほうが良いと思います。
職場が物凄い空調管理されている半導体工場とか食品工場とか、物凄い寒かったり暑かったりする冷凍倉庫とかサウナの中なら何もしなくて問題ないと思いますが、
事務職ならまず紙が飛ばないように机の上を片付けてから、窓を定期的に開放するほうが良いです。
空気清浄機を設置するのはその後です。
オフィスでタバコを吸ってみれば空気清浄機の効果がわかる。
本当に、少し離れると煙を吸いませんから。
空気を入れ替えないと本当に効果は薄いと思います。
3.手の消毒について
長い人生の中で、拭いたときに手にう◯こが付くことは誰にでも1度ぐらいはご経験があると思います。
どうやって対処しますか?まずは紙で拭いて、付かないように気をつけながら服を着てから、消毒液で消毒しますか?
まずは大量の水で洗い流して石鹸で手を洗うと思います。
◯んこが手に付いて何が悪いかと言えば大腸菌ですので。大腸菌は大腸に居る菌のことです。大腸に居る菌が下から出て自分の口や他人の口や、上から中に入ってくるといろいろ面倒くさいことになる。
生物の進化の過程で、うん◯(大腸菌)が手につくとその香りで分かるように我々ヒトも進化していますが、
ウイルスは匂いがしません。
うんこが手についているつもりで洗ってください。 大量の水で物理的に洗い流すのが最強なのです。
消毒はキレイなハンカチでしっかり水気を吸い取った後です。
手をしっかり洗わずに消毒だけしても効果は薄いと思います。爪の間…まああまり書かないでおきます。
消毒薬を手に掛けても菌やウイルスが全部死滅するわけでは無く、何割かは残るわけです。元々大量に付いていたら減ったとしても十分多い。ってことはあり得ます。
水で濡れたままの手に消毒液をかけると当然消毒液は水で薄まります。で、ハンカチがそもそも汚かったらまた付きます。
消毒薬が汚い、ってこともあり得ます。誰かがうん◯が付いた手で押してるかも知れない。中にうん◯が入っているかも知れない。考えだしたらキリがないことですが、あまり過信しないほうが良いです。
4.まとめ
空気中のウイルス濃度を下げることがまずは一番大切と思います。入ってきたウイルスが少なければ身体が何とかしてくれます。一度に大量に入ってくるから感染する。
まずは大量の空気と大量の水で外に押し出すことが第一で、その他はその後にやるものなのです。
放射性物質とは違って、ウイルスを環境に出しても環境汚染にはならないです。今のところコロナは空気感染しないとされているようですので、家の前が毎日何千人も通る狭い通路とかよほど特殊な環境でも無ければ、
開けた窓から入ってきたコロナに感染することも、窓から出て行ったコロナが他人に感染することも無いと思います。
換気や手洗いをせずに消毒薬や空気清浄機を使っても効果は薄いと思います。
それを念頭に、行動なさってくださいませ。
最後に、動画を4つと、図を1つ貼っておきます。
あと、全然関係ありませんがA列の紙のサイズの図を貼っておきます。数字が1減るに従い面積は2倍・辺長はルート2倍になる。
真面目な話、いまこの図で言えば日本は何処ですかね。
User:Bromskloss – This is an improved version of A size illustration.svg., CC 表示-継承 3.0, リンクによる