Rと性悪説とキュウリの話 2

前回から大分間が空いてしまいましたが、
Rと性悪説とキュウリの話

http://www.hatsukaichi.tonton.asia/weblog/archives/6257

Rの話が終わりましたので、性悪説の話に行きたいと思います。
本当は三題噺のつもりで、1本にまとめて書くつもりだったのですが、
予想の他Rの話が伸びてしまいました。
あれから2ヶ月経ちましたが、娘は今でも私の顔を見ると
カハッ・カハッ
て言います。
で、性悪説、

人の心は生まれつき悪であり、人はその悪に心が傾こうとするのを理性をもって留めなければならない

http://manapedia.jp/text/1230

果たしてどうなのか、人の心は生まれつき善なのか悪なのか、

その日はなぜか娘の様子がおかしくて、

家に帰ると娘が物陰からこちらの様子を伺って来るような、

そんな殺気を感じたのですが、

まあいいかと思って、ちょうどこの日は休日で、歯医者さんに行って

歯の掃除をしてもらったのでお土産に歯ブラシを頂いて、

カバンの中に入れっぱなしというわけにも行かないので

カバンから出して、

その歯ブラシは洗面台に立てて置こうと思ったのですが、

娘に呼び止められて、部屋から出られない雰囲気だったので

とりあえずソファーの下に隠して、

娘と遊んでいるうちに歯ブラシのことは忘れてしまって、

それから確か嫁と3人で晩御飯を食べて、

食後に私は寝っ転がってテレビを観ていたのですが、

娘がソファーの下から歯ブラシを引っ張り出してきて、

あー、良いもの見つけたね、でもその歯ブラシは娘ちゃんには

大きいからお父さんに頂戴って言ったのですが、

娘は初めて見る歯ブラシが面白かったようで、手放そうとはしなくて、

一人で弄くり始めたので、まあ口の中に入れなければ良いかと思って

寝っ転がってテレビの続きを観ていたのですが、

寝っ転がってテレビを観ている私の顔を娘が真上から覗き込んで来て、

ニヤッとするのです。

真上から、よちよち歩きを始めたばっかりの娘が、

私の顔を見下ろして、ニヤッとするのです。

で、これをこのように持って

へやぁ~

と言いながら真上から私の眼に突き立ててきた。

最初はメガネのレンズにカチカチ当たるだけだったのですが、

へやぁ~

へやぁ~

と言いながらだんだん上手になってきて、

眼鏡の隙間から、私の眼球を正確に狙いはじめて、

へやぁ~

へやぁ~

眼窩に歯ブラシの柄をねじ込もうとして来ます。

うへー。

流石に娘ちゃん歯ブラシの柄をお父さんの眼に刺すのが

上手になったねとは言えずに飛び起きましたが、

猫でもそうですよね。

猫と喧嘩をするときは猫を見下ろす位置に居ないと攻撃してきます。

猫を下から見上げていたり、隙を見せていると負けます。

ネコもヒトも哺乳類には違いない訳で

やってることには大差が無いので、

バイ菌やペンペン草や便所虫と比べれば

どちらかと言えば犬畜生の部類に入る我々ヒトも

この世で生き残るための戦略には大した違いは無いのだろうと

そんなことを思いました。

何が怖いって、

眼が何をする器官か知らない上に、

眼に棒が刺さるとどうなるのか

どのくらい痛いのか知らない人が

眼を狙って棒を突き立てて来るわけです。

どんな悪いやつでもそういうところを狙うときは

多少は遠慮するものですが、

おそらく手にしたのが歯ブラシでなく千枚通しであれば、

無邪気に千枚通しで眼球を狙って来た筈です。

危険なものはモノの分別がつくまで遠避けなければならない。

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